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ヘルプデスクに役立つ資格を4つご紹介!スキルアップをサポートする資格取得支援

ヘルプデスクの仕事に役立つ資格4選

「ヘルプデスクの仕事に転職・就職しよう!」と思っても、面接や入社試験の場だけで、ご自身のスキルや知識を証明するのは難しいですよね。
そこで役に立つのが、IT系の資格です。パソコンやシステムなどの製品知識だけでなくネットワークやセキュリティ、通信やプログラミングなど、ヘルプデスクには様々な専門知識が求められます。
仕事をする上で資格は必須ではありませんが、IT系の資格を保有していることで、スキルや知識の証明になり、就職活動の際、有利に働きやすくなるのです。
また、資格があることで仕事の幅が広がり、高い評価に繋がることも。
本記事では、ヘルプデスクの仕事に役立つ主な資格をご紹介します。

ITパスポート

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施する情報処理技術者試験の中で最も初歩的な資格が「ITパスポート」。
この資格は、情報技術に関する基礎知識の習得を証明するもので、情報機器やシステムの活用、AI・ビックデータ・IoTといった新技術活用の推進などに役立ちます。
ITパスポートは国家資格でありながら実施回数が多く、合格率60.3%(2021年1月実績)と比較的取得しやすいため、多くの大手IT企業で取得が推奨されています。
ヘルプデスクだけでなくIT業務に関わる際には、ぜひ取得しておきたい資格のひとつです。

情報セキュリティマネジメント試験

ITパスポートからのステップアップとして挙げられるのが「情報セキュリティマネジメント試験」。
この資格は内部不正やサイバー攻撃といった情報セキュリティインシデント発生の防止に役立てられ、取得することで情報セキュリティリーダーとして情報セキュリティの維持・改善に携わることができます。
IPAの情報処理技術者試験の中では第2段階にあたり、ITパスポートを取得済の方の場合は、ヘルプデスクとしてのスキルアップやキャリアアップに繋がる資格でもあります。

基本情報処理技術者試験

さらにステップアップし、ITエンジニアといてのキャリアをスタートとして取得したいのが「基本情報処理技術者試験」。
ITエンジニアの登竜門とも言われている資格で、システムやソフトウェアの設計・開発・運用まで担うことができるようになります。
この資格を取得することで高度なIT人材として認識され、業務の幅もぐんと広がるはずです。
また、基本情報処理技術者試験に合格すると、「応用情報技術者試験」「ネットワークスペシャリスト試験」「情報処理安全確保支援試験」など、さらに上位の資格を目指すことも可能になります。
ITエンジニアとしてのステップアップ、キャリアアップを狙うのであれば、まずは基本情報処理技術者試験の突破を目指しましょう。

応用情報技術者試験

基本情報処理技術者試験のさらに上位資格である「応用情報技術者試験」は、エンジニアとしての知識やスキルだけでなく、管理や経営スキルなどを身につけることができる資格です。
合格率は22.3%(2020年実績)と難易度は高めですが、ヘルプデスクとしてのキャリアを一定期間積んだ方であれば、十分に取得を目指せます。
システム開発だけでなくIT基盤の構築など、高度なIT人材として高いパフォーマンスを発揮できるようになるため、ITエンジニアとしてのレベルアップを目指す方には取得が推奨されています。

ヘルプデスクに求められる3つのスキル

上記にご紹介した資格は、ヘルプデスクとしての活躍にもちろん有益ですが、スキルアップやキャリアップを目指すには技術の向上も欠かせません。
ここからは、ヘルプデスク業務で求められる3つのスキルをご紹介します。

ブラインドタッチ、タイピング

ヘルプデスクの業務で欠かせないのがブラインドタッチやタイピングの向上。
電話やメールによる問い合わせ内容や対応履歴をスピーディかつ正確に記録するためにも、必要不可欠なスキルです。
企業によっては、ヘルプデスク職の採用選考でタイピング試験を実施する場合もあるため、ブラインドタッチやタイピングのスキルは選考前から磨いておくことをおすすめします。

Microsoft Office(Excel、Word)の操作スキル

顧客からの問い合わせ内容や対応履歴などの情報整理に役立つのがExcelやWordといったMicrosoft Officeの操作スキル。
情報の整理だけでなく、どのような問い合わせが多く、どんな対応が適しているのかといった情報の分析にも役立ちます。
Officeソフトの操作スキルを身につけておくことで、ヘルプデスクとしてのスムーズな対応が可能です。

コマンドプロンプト操作

あらゆる商品やサービスを扱うヘルプデスク業務においてコマンドプロンプト操作も身につけておきたいスキルのひとつです。
コマンドプロンプト操作を身につけることで、OSの設定や情報チェック、ソフトウェアの設定や変更、インストール・アンインストール操作などに役立ちます。
また、ユーザーからコマンドプロンプト操作についての問い合わせを受けるケースもあります。操作スキルや知識を身につけておくことで、業務の幅を広げることにも繋がります。

ヘルプデスクのキャリアパス

IT系資格の取得や技術の向上は、必ずヘルプデスクとしてのキャリアアップに役立ちます。
例えば、ITパスポートから情報セキュリティマネジメント試験へとステップアップすることで、リーダーやマネージャーとしてのキャリアアップも目指せるでしょう。
さらに上位資格を取得すれば、ヘルプデスクだけでなくITエンジニアとして活躍の場を広げることも可能です。
資格取得や技術向上に努めることで、ヘルプデスクとしてプロフェッショナルを目指す道、システムエンジニアやネットワークエンジニアへとキャリアチェンジしITエンジニアとしてキャリアアップを目指す道など、幅広いキャリアパスを描くことができるのです。

まとめ

今回は、ヘルプデスクの仕事に役立つ資格や必要なスキル、将来のキャリアパスについてご紹介しました。
ヘルプデスクは、あらゆる問い合わせや問題に向き合い、自身の知識やスキルを駆使しながら課題を解決していくだけに、達成感がありやりがいの大きい仕事です。
また、窓口として日々多くのユーザーとコミュニケーションを取りながら仕事を進めるため、ITスキルのある方だけでなく人と話すことが好きな方やコミュニケーションスキルに自信のある方も十分活躍できますよ!
「ITスキルを身につけて将来的にはエンジニアとして幅広く活躍したい」
「人の役に立つ仕事がしたい」
そのような想いを抱いている方は、ぜひヘルプデスクの仕事にチャレンジしてその想いを叶えてみてはいかがでしょうか?

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