大阪PrimeDeskで働く上野 江理奈さんにインタビューを行いました。
前職のBPO事業を展開する競合他社から、SCSKサービスウェアに転職した上野さん。
前職の経験も活かし、現在は多数のプロジェクトを担当するマネージャーとして活躍しています。
SCSKサービスウェアに入社した経緯や現在の業務内容、仕事のやりがいなど幅広く伺いました。
- マネージャーとして、合計21プロジェクトを担当
- 自分のキャリアを見直すため、転職を決意
- 自分のキャリアを見直してチャレンジしてほしい
- イレギュラーで飽きないマネージャーの仕事
- 自分の裁量が大きく、幅広く任せてくれた
- マネージャーの女性をもっと増やしていきたい
- 女性の管理職が活躍できるSCSKサービスウェア
【プロフィール】
■ 上野 江理奈|マネージャー
大阪PrimeDesk事業本部 第2部 第2課/2019年10月中途入社
前職では、BPO事業を展開している会社に新卒入社し、13年ほど勤めた後に退職。
2019年SCSKサービスウェアに入社。
間接部門を経て、大阪PrimeDesk初の女性マネージャーに抜擢される。
現在は、合計21のプロジェクトにて管理業務と営業に携わる。
マネージャーとして、合計21プロジェクトを担当
Q.現在の業務内容について教えてください。
上野さん:
マネージャーとして、プロジェクト管理や要員管理、業務支援、予算管理に携わっています。同時に営業も兼務しており、契約管理なども並行して行っています。
前年度からの引き継ぎで担当しているプロジェクトや新たに担当になったもの、細かなものを含めると、合計21のプロジェクトを担当しています。
数字的には多く見えますが、クライアント社数にすると実際は8社で、部署が異なったり、1社で複数のプロジェトを抱えていたりするケースが含まれています。
東京にもPrimeDeskという部署があるため、大阪で運営しているものだけでなく、東京が主で大阪は管理のみ担当するといったプロジェクトも受け持っています。
実は、以前からマネージャーにならないか?という話をいただいていたのですが、当初お断りしていました(笑)。
同業他社での経験があるので、もしかすると採用の時から部長はこのようなキャリアを描いていたのかもしれませんが、私は全く役職に就くつもりはなくて、このままサポートの立場で働けたらいいなと思っていたんです。
ですが、SCSKサービスウェアは人を大事にする会社ですし、その人に合ったボジションや環境を用意してくれると感じたこともあり、一度チャレンジしてみよう!とマネージャーへの昇格をお引き受けしました。
また、前職でも女性活躍推進に注力していたこともあり、当社でも携わらせていただいています。
▼全国女性活躍推進連絡会(ジョカツ)の記事はこちらから
自分のキャリアを見直すため、転職を決意
Q.前職ではどのような仕事に携わっていましたか?
上野さん:
前職では、当社の競合にあたるBPO事業を手掛ける企業にて、新卒から13年ほど働いていました。
転職してから最初の半年は、SCSKサービスウェアをよく知るために、間接部門にてさまざまな仕事を経験しました。
他業界から入ってきたスタッフを育成する教育ルームの運営を手伝ったり、新人さんの面談方法を知るために短期間プロジェクトに入り、先輩社員に同行して現場を回ったりと、支援担当として働いてきました。
Q.長年勤務された前職から、転職を考えたきっかけを教えてください。
上野さん:
前職での最後の1〜2年は、プロジェクトの立ち上げを担当し、各拠点を転々と回る仕事だったため、出張が多くてホテル住まいを繰り返す生活でした。
事前のスケジュールでは、月曜から水曜までの出張と聞いていても、途中から「金曜日までいてほしい」と言われることもよくありましたね。
出張中は、仕事が終わった後に帰る先はホテルなので、疲れが取れにくいと感じることもありました。
そんな中で「このまま各地を転々とする働き方ってどうなのかな…」と思うようになったのと、どれも短期間かつ単発的なものの繰り返しで、やっている仕事に積み上げがなく先も見えないと感じ、転職を決意しました。
また、当時は女性活躍推進に関する業務にも携わっていたのですが、異業種交流会に参加する機会が増えたことも、自分のキャリアを見つめ直すきっかけにもなりましたね。
転職活動では社員を大事にしてくれる会社がいいと考えて、SCSKサービスウェアを選びました。
自分のキャリアを見直してチャレンジしてほしい
Q.SCSKサービスウェアに入社した経緯を教えてください。
上野さん:
SCSKサービスウェアでの面接では、履歴書に書いていた趣味のピアノについて根掘り葉掘り聞かれました(笑)。
その時の部長からの言葉を今でも覚えています。「前職の勤続年数や、子どもの頃から続けてきたピアノを見ていると、上野さんは長年一つのことに注力して一生懸命やってきた人なんだね。そういうのを大事にできる人と一緒に働きたい」
この会社に転職して、大阪を中心に勤務できるようになってからは、これまでとは気分も全然違い、安定して働くことができています。
マネージャーになって3年経ちましたが、今では今後のキャリアも考えながら働くことができているので、頑張ろうと前向きに思えています。SCSKサービスウェアの人たちをもっと知っていきたいですね。
今回の転職で感じたのは、どこで活躍したいか、自分をどれだけ認めてもらえるか、いかにモチベーションを持って働けるかが大切だということです。
前職はSCSKサービスウェアよりも規模の大きい会社でした。大企業というと、安定しているように見えるかもしれませんが、実際に働いてみるとそうではない部分も多かったです。
大企業だから安定しているという考えは捨て、しっかりと自分のキャリアを考えることが大事だなと感じています。
イレギュラーで飽きないマネージャーの仕事
Q.どのような時に仕事の面白さややりがいを感じますか?
上野さん:
マネージャーの主な仕事は要員管理です。現在担当しているプロジェクトで、一度担当を外れ、今年再び担当になったプロジェクトがあるのですが、メンバーから「上野さんが担当でよかったです」と言ってもらえたんです。すごく嬉しかったですね。
その時は入社してからそんなに期間が経っていなかったので、長年勤務している方と比べると知り合いも少なく、忘れられているかなという心持ちでいたのですが、名前を覚えていてくれたので頑張ってきて良かったと思えました。
営業の仕事は、前職の頃から苦手意識があります。契約や交渉、提案などにおいては、いつまで経っても未熟だと感じています。
そのため、課長に相談したり、事前に資料をレビューしたり、工夫しながら取り組んでいます。
実際にお客様に提案し、お客様から「これで行きましょう」って言ってもらえた時は、ニーズに合った提案ができたと喜びを感じます。
同時に、売上にも貢献できてモチベーションにもつながっています。契約が取れた時は、短期間の案件でも嬉しいですし、やりがいあるフィールドに身を置かせてもらえたと実感しています。
マネージャーは、ルーティンワークがほとんどない仕事のため、毎日がイレギュラーで飽きることがありません。
本音を言うと、黙々と仕事をする事務処理の方が好きで得意なのですが、企画や提案ごとも多く求められるため、日々チャレンジの場だと感じています。
結果として、できることが一つずつ増えてきた3年間になりました。
業務の中で人事などのさまざまな部署と連携を取ることも多く、契約ごとや納期など、管理できていないと周囲に影響が出てしまうので、落ち度がないように気をつけています。
マネージャーの仕事はマニュアル化されていないため、新しく入ってきたマネージャーに伝えられるように、自分の中で整理しながら取り組んでいます。
自分の裁量が大きく、幅広く任せてくれた
Q.SCSKサービスウェアのいいところや魅力について教えてください。
上野さん:
前職では、企画やマネージャーなどの役職がそれぞれ別にいて、部門によって分断されていました。
SCSKサービスウェアでは、自分の裁量で決められることが多く、幅広く任せてくれます。正直、最初は戸惑いを覚えましたね(笑)。
お金に関わることまで私がやっていいのか、どこまでプロアクティブに動いていいのか、どのあたりまで自分で判断したらいいのかわからなくて、苦労した覚えがあります。
入社から半年働いた頃に、幅広く任せてくれる会社なんだなと実感しました。
マネージャーへの昇格を断り続けていた時期は、管理者へのプレッシャーに対する不安があり、自分にできるのかどうか、イメージがつかなかったんです。
ですが、人を大事にするこの会社なら何とかなると思ったんです。チャレンジしてダメだったとしても、この会社だったら他のポジションを考えてくれたり、次のチャンスを与えてくれるんじゃないかな、と。
せっかくいただいたお話でもあるので、マネージャーを引き受けることに決め、結果的に3年間マネージャーを続けることができて、充実しながら働いています。
マネージャーの女性をもっと増やしていきたい
Q.今後の目標を聞かせてください。
上野さん:
私自身この業界での経験は長いですが、転職してまだ3年目の新人なので、初心を忘れず頑張っていきたいです。
クライアントによって、プロジェクトの規模や社風などが異なるため、今後は領域を広げながら、知識や知見を深めていきたいです。
人脈を広げながら今以上に信頼を得て、マネージャーの一人として認識していただけるよう知名度を上げていきたいですね。
私は大阪PrimeDeskで、最初の女性マネージャーになりました。現在は数名に増えていますが、マネージャーの女性が少ないので、もっと増やしていきたいと思っています。
この会社に長く勤めるという意味では、女性のロールモデルとして、将来的に上級職へチャレンジするフェーズが訪れるかもしれません。
会社が多様な人材を獲得する上で、女性や高齢者な多様など人材が活躍できるフィールドを設けていかなければと考えています。そのための間接業務や組織運営に関わっていきたいです。
ゆくゆくは、そのような運営に携わる人材を育成していく立場になれればと思っています。
▼女性活躍のロールモデルに関する記事はこちらから
女性の管理職が活躍できるSCSKサービスウェア
今回は、大阪PrimeDeskの上野さんにインタビューを行いました。
前職である競合他社では、現場やプロジェクトの立ち上げなどに携わっていた上野さん。
SCSKサービスウェアに入社後は、大阪PrimeDeskで最初の女性マネージャーに抜擢されました。
SCSKサービスウェアでは、女性が管理職として活躍できる環境が整っています。
女性が活躍できる職場で働きたい方や競合他社から転職を考えている方、SCSKサービスウェアに興味のある方は参考にしてみてくださいね。