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上流工程から参画し、クライアントの想いを具現化する

ITOサービス部の寺本 朝真さんと村上 直大さんにインタビューを行いました。
現在、ITアウトソーシング業務を行う部署に所属するお二人。
大手企業のプロジェクトにて運用設計を行う村上さんと、マネジメント業務に従事する寺本さんから、現在の業務内容や仕事のやりがい、求める人物像など幅広く伺いました。

【プロフィール】
■    寺本 朝真|課長
名古屋センター/BPOグループ 第2事業本部 ITOサービス部 第1課/2002年中途入社
ヘルプデスクやライセンス管理といった、ITアウトソーシング業務におけるマネジメント、管理に従事している。

■    村上 直大|SE
大阪センター/BPOグループ 第2事業本部 ITOサービス部 第2課/2011年中途入社
入社後はシステム運用のプロジェクトを担当し、その後インフラの設計構築を行うプロジェクトを経て、現在は大手電機メーカーにてグループ会社向けITサービスおよびシステムの運用設計を務める。

IT・ヘルプデスクのサービス提供に携わる

Q.現在の業務内容について教えてください。

寺本さん:
所属するITOサービス部は、主にPCLCM(PCライフサイクルマネジメント)、IT資産管理、IT機器運用、リモート監視などを担っている部署になります。
私が管轄する第1課は、ヘルプデスク、ライセンス管理、システムサポートやバックオフィス業務を運用しており、名古屋センターを拠点に、東京、大阪、島根で実施している運用をマネジメントしています。

村上さん:
私は、大手電機メーカーのプロジェクトにて、主にサービスやシステムの運用設計を行っており、AzureサービスやPowerPlattformを組み合わせて開発したサービス、システムの運用設計や運用改善を行っています。
具体的には、開発部門で構築したシステムの運用設計からテスト、リリース、その後の運用改善までを担当しています。
こちらのお客様には、当社が担当しているプロジェクトが他にもあるので、そのプロジェクトと連携して業務に取り組むこともあります。

プロジェクトを上手く推進できることがやりがい

Q.仕事のやりがいについて教えてください。

村上さん:
やはり、課題や問題を上手くコントロールしながらプロジェクトや案件を推進できているときにやりがいを感じます。
今のお客様に常駐を始めてからまだ1年というのもあり、業務もマンネリ化しておらず新しい領域への挑戦中といった感覚の中で業務を行っています。そのため自身の知識スキル不足にぶつかることも多々ありますが、これまで経験したプロジェクトでの知識やノウハウを活かし応用しながら業務を遂行できていると思います。
また、自身が担当しているシステムは、セキュリティシステムということもあり非常に重要な機能となります。
利用者も10万人を超えるシステムですので、この規模のシステムに担当者として関われていることはとても大きな責任とやりがいを感じています。

業界の動向を常にキャッチアップ

Q.業務の難しさを感じるのはどんなところでしょうか。

村上さん:
設計の仕事は、関係者と物事を決め合意していく業務となります。
なぜそのように設計するのか?を考え可視化し、関係者からレビューを受け議論し合意していく、といったプロセスは、スムーズに進む場合もあれば難航する場合もあります。そのプロセスの中でも自身の頭の中を可視化するのは今でも難しさを感じます。
説明や議論する相手によっては、求められる資料の粒度などが異なるため、その時々で資料構成を考えながら作成しています。

また、今まではサーバやネットワーク等のインフラ領域がメインでしたが、現在のプロジェクトはアプリ領域の運用設計となりこれまでと異なった考え方や知識が必要です。分からないことがまだまだ多くありますし、業界動向にも常にアンテナ張ってキャッチアップしないといけません。
お客様も同じように新しいサービスや技術、トレンドをチェックされているので、同じレベルで会話するためにも積極的に情報収集を行うよう心掛けています。

合意形成が取れるコミュニケーション能力が重要

Q.求める人物像について教えてください。

寺本さん:
業務設計に携わるには、疑問に思ったことをそのままにせず、探究心、学習意欲を持って明らかにしていく解決力が大切です。
クライアントの想いを具現化していく仕事です。傾聴してヒアリングする能力や飛び交う様々な情報をMECE(ミーシー)に分類していく力も必要です。
コミュニケーション能力というと、人当たりの良さをイメージされるかも知れませんが、自分の考えやあるべき姿など臆せずに物が言える、言い切れる能力も求められてきます。
業務設計に必要なロジカルシンキングや、ビジネス的に業務フローやシステムの概略図を書くといったスキルについては、村上さんは業務の中で身に付けてこられましたが、今は社内の教育環境も整ってきており、業務設計に必要な考え方、フロー作成、分析等の基礎研修環境が整備されています。
より実践的なものとしては、業務設計を担う人材育成のために対象者を社内で選抜し、通期カリキュラムを通して、知識の習得や実践に必要なトレーニングも実施しています。

村上さん:
運用設計においては、主に関係者と物事を決めていくことが仕事となるので、やはりコミュニケーション能力が必要になります。
ですが、ただ相手と意思疎通や情報共有ができるのではなく、合意形成を取れることが重要だと考えています。
どの工程においても合意が曖昧なことで、設計における漏れや認識相違が発生し手戻りとなり、納期遅延やコストの増加につながってしまいます。
このスキルは、寺本さんが仰ったような研修はもちろんですが、実務を積みながら習得していくものでもありますので、最初から持ち合わせている必要はないのでご安心いただければと思います。

大きなビジネスに関わり経験が積める環境

Q.SCSKサービスウェアの魅力について教えてください。

寺本さん:
SCSKサービスウェアの魅力は、大きなビジネスに関わりながら業務経験を積める環境があることです。
当社は大手企業との取引をはじめ、さまざまな業界から要望を受けています。
また、働き方改革を経て福利厚生が充実しているのも魅力の一つだと思います。当然、繁忙期や閑散期もありますが、労務管理は徹底していますし、有給休暇も取得しやすい環境です。
業務設計は上流工程の仕事ですので、ある程度自身の裁量で働き方も調整可能なポジションだと思います。
業務設計としてのキャリアやステージを上げていきたいと考えている方に、ぜひ当社で活躍していただきたいです。

SCSKサービスウェアでは業務設計ができる人材を積極採用中!

今回は、ITOサービス部で働くお二人から話を伺いました。
大手企業のプロジェクトに、上流工程から参画できるところが魅力のSCSKサービスウェア。
クライアントの要件を具現化するために、合意形成が取れるコミュニケーションの重要性がお二人のインタビューから伝わってきました。
SCSKサービスウェアでは、業務設計の経験がある方を募集しています。
キャリアアップしたい方や大きなビジネスの上流工程で活躍したい方、SCSKサービスウェアに興味のある方は参考にしてくださいね。