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男性も育休を取得。女性活躍推進での「座談会」が育休取得の背中を押してくれました

2020年に入社し、営業職として活躍を続ける吹留さん。 2022年7月、待望の第一子誕生とともに1カ月間の育休を取得されました。 世間一般では、まだまだ「営業職は休みにくい」というイメージが強い中、育休取得に至った経緯、育休中の過ごし方について、現場のリアルな声を聞いてきました。

【プロフィール】 吹留 直晃/正社員/関西営業部 所属/2020年7月入社

育休取得を進めてくれる仲間の存在、会社での取り組み

Q.育休取得に至った経緯を教えてください。
吹留さん:
2022年2月に女性活躍推進タスクチームが開催した「座談会」に参加した事がきっかけです。この座談会には実際に育休を取得された男性社員も参加されており、「絶対に育休を取得した方がいい!」と強く勧めていました。ちょうど妻の妊娠も分かり、ぼんやりながら育休取得を考えていたところだったので、この「座談会」での経験が育休取得に向けて背中を押してくれました。

気さくに相談に乗ってくれた上司の存在

Q.「休みにくい」という印象がありそうな営業職で、育休を取得することにハードルはありませんでしたか。
吹留さん:
確かに、自身の身の回りで男性が育休を取得した割合は10%くらいと、かなり少ない印象でした。でも、当社は既に男性の育休取得の実績がたくさんあったこと、また、ありがたい事に上司も「育休はいつから取得しようか」と取得する事を当たり前として考えてくれていたのが大きかったと思います。

お互いを気遣いながら、夫婦二人三脚で家事と育児に奮闘

Q.「育休取得中はどんな風に過ごしていましたか。
吹留さん:
育休中は産後の妻の負担をなるべく少なくしようと、積極的に家事・育児に取り組みました。掃除、洗濯、料理などの家事はもちろん、赤ちゃんへ粉ミルクを飲ませたり、おむつを替えたり…。特に、夜はなるべく妻がまとまった睡眠をとれるよう、二人で交代制にして赤ちゃんのお世話をしました。料理に関してはカレーや野菜炒めなど簡単なものしか作れませんでしたが…(笑)

Q.ズバリ!お勧めの育児グッズを教えてください。
吹留さん:
是非お勧めしたいのが、ベビーモニターです。夜間は交代制で赤ちゃんのお世話をしていましたが、別の部屋にいても赤ちゃんの様子が見られて安心ですし、不用意に赤ちゃんを起こしてしまうことなく、様子をうかがえるのでとても便利でした。

育休明けの復職を助けてくれたのも、頼れる上司と同僚、職場の環境でした

Q.1ヶ月の育休でしたが、復帰にあたり不安などはありませんでしたか。
吹留さん:
実は育休中は業務用スマホも会社へ預け、業務用PCにもアクセスできない状態だったので、一切仕事に触れることなく過ごすことができました。家事、育児に専念できたと思う反面、仕事は大丈夫かな…と不安になる事もありましたが、上司を中心に周囲がサポートしてくれので、復職後は問題なく業務に戻ることができました。 取得した期間が、もう少し長いと違ったかもしれませんが、1ヶ月という期間が自分にはちょうどよかったのだと思っています。妻は「あと1ヶ月くらい取得して欲しかった」と言っていました(笑)

Q.もし、また育休を取得できる機会があったら、次回も取得したいと思いますか
吹留さん:
はい、もちろんまた取得したいと思います!

復職を想定したフォローやマネジメント

吹留さんの上司、石本さんにもお話を伺いました。

【プロフィール】 石本 麻佐美/正社員/関西営業部 第二営業課 課長

Q.吹留さんが育休を取得されるにあたり、マネジメントの側面から配慮したことなどはありますか
石本さん:
吹留さんとは早いタイミングから育休取得に向けた準備を進めることができました。幸いな事に、吹留さんの担当顧客は以前、私が担当していた顧客だったので、フォローがしやすかったという点も大きかったと思います。期間も1ヶ月間と比較的短期間だったので、この間の業務対応は基本的に全て自身で巻き取りました。正直、大変ではありましたが、副部長や部長にもフォローいただき、組織全体でカバーできたと思っています。 一方で、もしも育休の期間が半年や1年と長期にわたっていたら、対応の仕方も変わっていたのでは…と思っています。

組織全体の風通しの良さと強固なチームワーク

以上、吹留さん、石本さんのインタビューでした!
関西営業部の風通しの良さと、チームワークの良さが伺えるインタビューでしたね。 

実は、今回のインタビュアーは、女性活躍推進のタスクでご活躍されている秋重さんという方が実施してくれました。
秋重さんも二度育休を取得した2児のママとして、吹留さんが育休を取得された1ヶ月間どんな様子だったかと気になっていたようです。充実した育休を過ごされていたようで、安心していました。

●女性活躍推進タスクチーム秋重さんからのメッセージ●
女性活躍推進タスクチームの一員として、男性の育休が当たり前として浸透し、皆が気持ちよく取得し、新しい命とかけがえのない時間を過ごせるよう、微力ながら環境づくりに貢献していきたいと思います!