SCSKサービスウェアは、会社全体で「社員の教育」を大事にしています。
特に大阪センターは、全国の中でも教育や研修に力を入れている拠点です。
今回は、教育担当と講師担当として活躍している5名の方々にインタビューを行いました。
講師担当者:■竹村 大樹/■渡邉 健太郎/■奥村 誠人
教育担当者:■武友 俊樹/■堀野 愼
- 専門性の高いオリジナル研修が充実した大阪センター
- 研修に価値を感じてもらうために意識していること
- 「チャットの活用」や「質問の投げかけ」で研修を飽きさせない
- 素直に嬉しい受講者の声
- 受講生に満足してもらえる研修を提供していきます!
- 教育制度が整った環境でスキルアップが目指せる
専門性の高いオリジナル研修が充実した大阪センター
Q.まずは、教育担当と講師担当がそれぞれどのような役割をしているのか教えてください。
武友さん:
教育担当チームは研修企画の推進と研修運営に関わる事務を担当しています。
会場準備、研修出席率の集計、アンケート集計などさまざまです。
Q.大阪センターの教育や研修について詳しく教えてください。
堀野さん:
大阪センターの研修制度では、社員が自身の目指すキャリアに合わせて研修を選択することができます。全社共通の研修に加え、コールセンターとバックオフィスに特化したオリジナルの研修も提供しています。
武友さん:
今年からは大阪の社員だけでなく、他の拠点の方も参加できる研修企画を実施しています。オンライン研修の「どこからでもリモートで受講できる」という環境を活用できた事例になればいいなと思っています。
SCSKサービスウェア大阪センターの教育や研修制度(特に資格取得制度)についての詳しい情報は以下の記事からチェックできます。
今回もお話を伺っている、武友さんと堀野さんに話していただいた内容です!
研修に価値を感じてもらうために意識していること
Q.ここからは、実際に講師を務めている方にお話を伺っていきたいと思います。
講師をするにあたって気をつけているポイントを教えてください。
渡邉さん:
研修全体のストーリーを意識して話すようにしています。
具体的には、受講生に「こうなってほしい」という目的をしっかりお伝えし、それを達成できるように順序立てて研修を進行させていきます。
奥村さん:
私も研修の中できちんとゴール設定をすることを意識しています。優先度を見誤ったり、伝えたい内容がブレたりしないよう、テキストのスライドごとに1番伝えたいことは何かをはっきりさせています。
竹村さん:
付け加えるとすれば、受講生に研修の内容にプラスアルファの情報を受け取ってもらえるよう意識しています。
例えば、講義の中の演習時間を増やし、受講生同士で話し合う機会を多くすることで、意見交換がとても参考になったという声も多く挙がっています。現在のトレンドに合わせ、テキストに記載がないことも、必要に応じて積極的にお伝えしています。研修に参加したからこそ得られるものを、受講生に受け取ってもらいたいですね。
「チャットの活用」や「質問の投げかけ」で研修を飽きさせない
Q.オンラインでの研修は受講生とコミュニケーションをとるのが難しいと思います。
受講生とのコミュニケーションの取り方についての工夫やオンラインならではの課題を教えてください。
竹村さん:
研修中に区切りがついたところや演習の前後で「〇〇さんはお仕事の中ではどうしていますか?」「わからないところはありませんか?」など受講生に積極的に話しかけるようにしています。受講生の環境によっては、カメラが使えず顔が見えない状態で行うことも多いため、こちらから積極的に話しかけ理解度の把握に努めています。
また受講生が発言しやすいように、参加しやすい演習を考え、興味を持ってもらえるコンテンツを用意していきたいです。
渡邉さん:
私は研修内でチャット機能を活用しています。研修中、こちらからの問いかけに対して、チャットでの返信をお願いするんです。集中していないとリアルタイムに返信ができないので、そういった働きかけで受講生の反応を探ることもできます。
ただオンライン研修では、時間の使い方に難しさを感じます。対面での研修と同じレベルで受講生全員に積極的に参加してもらうため、意見をまとめる作業や、チャットに書き込む時間が必要となります。講義全体で、議論する部分や効率よく端的に伝えるべき項目をしっかりと見極め、効率的な時間の使い方をしたいですね。
奥村さん:
私もオンラインだからこその難しさを感じることがあります。研修の進行上、講師の話すボリュームが多くなる場面では、受講生が集中力をなくしているように見えることがあります。
受講生への質問のレパートリーを増やしたり、発言を促す問いかけを作ったりして、自分なりに工夫をしています。
素直に嬉しい受講者の声
Q.実際に研修をしていて印象に残っている・やりがいにつながる受講生とのエピソードを教えてください。
渡邉さん:
受講態度があまり積極的ではないと感じていた受講生から、期待を超えた回答をもらえたことが印象に残っています。
その受講生は、こちらの問いかけに対して「他の方の意見と同じです」「質問は特にありません」といった消極的に感じる回答が多い方でした。
ある日の研修で、その方に質問の仕方を変えて、「講義内容をチームで実施した場合、デメリットもないですか?」と、あえて批判的な質問を投げかけてみたんです。すると、研修内で話した私のコメントも引用しながら、見事な解決策を返答してくれたんです。しっかり身に付けてもらえているんだと感動しましたね。
また、主観的な見方で相手を決めつけてしまうのはよくないと、自分自身を見直すきっかけにもなりました。
奥村さん:
「先日はありがとうございました」「この間の講義は分かりやすかったです」など、社内で改めて声をかけてもらえた時は、とても嬉しいですね。オンライン研修で、カメラが使えない初めての受講生の方の顔は、当然リアルでもわからないんですが、向こうが私の顔を覚えていてくれて声をかけてくれるのは、講師ならではの喜びかもしれません。
そういう意味でも、自分のチームを超えて、多くの社員の方々と関わり、人と繋がれる点にやりがいを感じます。
竹村さん:
確かに、受講生から直接感謝の言葉をいただけるのは私も嬉しいですね。他にも、研修アンケートで受講生からのポジティブなコメントには、いつも勇気づけらます。
受講生に満足してもらえる研修を提供していきます!
Q.教育担当、講師担当として今後の取り組みや目標について教えてください。
奥村さん:
講師の立場から、今後実施できる研修のレパートリーを増やして、より幅広く活躍していきたいと考えています!
竹村さん:
現状、業務で使える技術を学べる研修はとても充実しています。一方で、アンガーマネジメントやアサーションなどメンタルに関する研修も増やしていければと考えています。
堀野さん:
大阪センターは、バラエティーに富んだ講師陣と私たち教育担当が一体になって動いています。受講生の皆さんには、楽しみながらもしっかり学んでいただける環境を常に提供するために試行錯誤しています。
引き続き、よりよい研修を企画していけるように努めてまいります。
武友さん:
「教育」は、未来のSCSKサービスウェアを支えてくれる人を育てていくことに直結します。講師は、会社にとって重要な役割を担っているという意気込みが必要です。
SCSKサービスウェアの事業は、時代ごとに求められる要素やトレンドが変化していきます。ずっと同じことを伝えるだけではなく、常に最新の情報にアンテナを張って、講師自身も日々勉強をしながら受講生にたくさん知識を還元していきたいですね。
教育制度が整った環境でスキルアップが目指せる
今回は、大阪センターの教育担当と講師担当の方々に、力を入れている研修の仕組みについてお話を伺いました。
大阪センターを筆頭に、SCSKサービスウェアでは、社員の研修に力を入れています。
一人ひとりが主体的にキャリアを形成できる環境が整ったSCSKサービスウェアで、スキルアップをしてみませんか?