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「この人たちのために頑張りたい」というモチベーションで道を拓く

名古屋プライムデスクの中野 まゆさんにインタビューを行いました。
学校法人での教務事務から未経験のIT業界に転職し、現在は総合商社のヘルプデスクに関わるプロジェクトで活躍している中野さん。クライアント企業様からのお問い合わせの対応や、プロジェクトメンバーのマネジメントなどに日々取り組んでいます。
今回は、SCSKサービスウェアに入社したきっかけや、マネジメント業務のやりがい、今後の目標などを伺いました。

【プロフィール】
■中野 まゆ|スーパーバイザー 名古屋プライムデスク/2019年10月入社
学校法人での教務事務を経験後、SCSKサービスウェアに契約社員として入社。1年後、正社員に登用される。現在は、総合商社のヘルプデスク業務を行うプロジェクトにてスーパーバイザーを務める。

結婚を機に愛知県に移り住み、心機一転IT業界にチャレンジ

Q.SCSKサービスウェアに入社したきっかけを教えてください。
中野さん:
前職では、学校法人で教務事務に携わっていました。仕事内容は、学生さんの出欠管理やオープンキャンパスの企画など、学校内での事務全般を行っていました。
結婚を機に他県から愛知県に移り住み、転職活動を始めました。求職中は正社員の事務職を志望していたのですが、正社員の求人自体が少なく、難航しましたね。
転職活動に悩む中、「せっかく新天地に来たのだから、この際新しいことを始めてみよう」と、志望の幅をIT業界にも広げました。
夫がIT系企業に勤めており、話を聞いているうちに「IT業界はどこでも通用するスキルを身に付けられるのが魅力だな」と感じ、興味を持つようになったんです。
そんなときに出会ったのが、SCSKサービスウェアでした。まったくの未経験でしたが、熱意が通じて採用していただきました(笑)。

会社や周囲のサポートで未経験者にも心強い環境

Q.入社後の研修やプロジェクトについて教えてください。
中野さん:
SCSKサービスウェアに入社後は、研修や資格の勉強をサポートしてもらえる環境があり、業界未経験者の私にはとても心強かったです。
プロジェクトに配属されるまでの半年間は、PCの初期設定などのサポート業務を行っていました。
入社半年後に総合商社のヘルプデスクに関わるプロジェクトに配属され、現在に至ります。

仕事内容は、クライアントである総合商社に常駐し、グループ企業からのお問い合わせに対応するヘルプデスク業務です。
国内外1,000社を超えるグループ企業からのお問い合わせを、1日に30件ほど対応します。
お問い合わせの内容は、「Officeメールが使えなくなった」とか「ログインIDがわからなくなった」というものから、コンピューターウイルスなどの資産管理ツールに関するものまで多岐に渡ります。
クライアント様とのやりとりでは「中野さんはどう思いますか?」と意見を求められる場面もあり、自分の意思を持って働くことの大切さを痛感する毎日ですね。

「メンバーに恩返しがしたい」という想いでマネジメント業務に初挑戦

Q.仕事の中で大変だったことを教えてください。
中野さん:
一番大変だったことは、生まれて初めてマネジメント業務を経験したことです。
現在は、プロジェクトの管理者として、8名のチームを3名のリーダーでまとめています。

プロジェクトに配属されて半年後に「マネジメント業務をやってみないか」と声をかけられた時は、とても驚きました。
正直、業務内容について自分でもまだ十分に理解できていないという気持ちがあり、マネジメントの立場に就くのはまだ早いのではと思っていました。
ましてや、私は集団の中で波風を立てたくないタイプなので、チームの中で周囲や外部と上手く交渉できるのかどうか、不安でいっぱいでした。

そんなときに、いつも助けてもらっているメンバーの顔が浮かび、「職場をより働きやすい環境に変えることで恩返しができるかもしれない」と考えたんです。
メンバーのためなら頑張れると思い、思い切ってマネジメント業務にチャレンジすることに決めました。
2020年10月にスーパーバイザーになり、翌年に契約社員から正社員になりました。
初めてのことばかりで右往左往する毎日でしたが、「やるしかない!」という気持ちで、上司やメンバーのサポートを得ながらなんとかやっていました。

「頑張るぞ」というモチベーションはメンバーにもらっている

Q.メンバーとの接し方で気をつけていることを聞かせてください。
中野さん:
メンバーはみんな自分の仕事に誇りを持って働いているので、何よりも相手を尊重することを大事にしています。
大前提は、「自分がされて嫌なことは相手にもしない」こと。具体的に心掛けている行動は3つあります。

  • 相手の目を見てあいさつする。
  • 話しかけられたら、自分の仕事の手を止めて、相手の目を見ながら話を聞く。
  • 何かしてもらったときは、心からの「ありがとう」を伝える。

私が今まで仕事の悩みやトラブルを乗り越えてこられたのは、メンバーのおかげです。
日頃から「手伝いますよ」「何かできることありますか?」と言ってくれる人たちばかりなのが本当にありがたいです。
自分自身の「頑張らなくちゃ」というモチベーションはいつもメンバーのみんなにもらっているので、メンバーの存在は本当に大切に思っています。

メンバーも自分自身も働きやすい環境を作っていきたい

Q.仕事のやりがいについて教えてください。
中野さん:
マネジメント面では、クライアントにメンバーを褒めてもらった時にやりがいを感じますね。
褒めてもらったことは、メンバーにもすぐに直接伝えて、一緒に喜んでいます。
スーパーバイザーとして、クライアントのオーダーに応えながらも、メンバーやチームの良さをどうアピールしていくかを考えているところです。
会社や上司、メンバーの協力を得て、自分が思い描いていた理想のチームの体制に近付いていくのが嬉しいです。
日々の業務の中で埋もれがちな問題を見つけて改善し、メンバーも自分自身も働きやすい環境を作っていきたいです。

また、個人としては、自分ができなかったことが少しずつできるようになっていく過程がとても楽しいです。
私は交渉や資料作りが苦手なのですが、上司や先輩に相談したり、得意な人に学んだりして少しずつ上達していくと達成感を感じますね!

面倒見のよい人が多く、悩みを相談しやすい社風

Q.SCSKサービスウェアの社風や福利厚生について、良いところを教えてください。
中野さん:
1つ目は、誰でもチャレンジさせてもらえるチャンスがある会社だと思います。
私の場合は、IT業界未経験かつ契約社員でも、マネジメント業務を担当させてもらえました。
それに、ただチャレンジさせるだけではなく、上司や周囲がサポートしてくれるのもありがたかったです。
最初は自分に務まるのかな?と不安でしたが、いざやってみるとその立場だからこそわかるやりがいや苦労があって、自分の人生の中でも良い経験になっています。

2つ目は、面倒見のよい人が多い社風もSCSKサービスウェアならではですね。
クライアント企業に常駐するプロジェクトなので、社員同士が毎日直接顔を合わせることはないのですが、そんな中でも社内のコミュニケーションが活発に行われています。
たとえば、資料ひとつでも上司が時間をとって見てくれて、丁寧なアドバイスをもらえます。
仕事で悩みができたときも、相談すると上司や先輩が様々な場面でアドバイスをくれ、相談しやすい環境なのがありがたいです。

特に同年入社の先輩である倉地さんとはプライベートでも仲が良く、一緒にごはんに行ったり話を聞いてもらったりしています。
同じスーパーバイザーとして働いているので、同じ目線でアドバイスをくれる「頼れるお姉さん」として慕っています。
困ったときに相談しやすい環境なのも、私がSCSKサービスウェアで3年間働き続けられている大きな理由ですね。

plus.scskserviceware.co.jp

3つ目は、福利厚生について。リフレッシュできる環境が整っています。
有給取得や残業削減について本部のチェックがあり、会社をあげてワークライフバランスの向上に取り組んでいるのがよくわかりますね。実際に、私も有給休暇を十分に使わせてもらっています。
産休育休を利用する社員も多いですよ。私自身も、仕事と将来のライフプランを考えながら働いていきたいと考えています。

自分の管理スタイルを作っていきたい

Q.今後の目標について教えてください。
中野さん:
今後の目標は、どのプロジェクトを担当したときにも通用するような「自分の管理スタイル」を確立することですね。
マネジメント経験がまだ浅いので、「管理ってなんだろう」と日々模索しています。
周囲の人たちの良いところをちょっとずつもらいながら自分の管理スタイルを作ることで、業績アップにも職場の環境改善にもつながり、めぐりめぐってメンバーへの恩返しになると思うんです。
周囲にはいろいろな特技や長所を持っている人がいます。交渉が得意な人、資料作りが得意な人、コミュニケーションが得意な人など、それぞれの良いところを学んで、自分自身にも取り入れていきたいですね。
さまざまな人生や立場のメンバーがいるので、メンバーも私自身も気持ちよく働ける労働環境を作っていくことが、理想の管理スタイルです。

未経験でもやってみると面白さや楽しさがわかる

Q.SCSKサービスに興味を持っている求職者の方へのメッセージをお願いします。
中野さん:
私は異業種からIT業界に飛び込みましたが、この会社に入って本当に良かったです。
未経験の方は不安もあると思いますが、私の場合は周囲とコミュニケーションをとりながら仕事を覚え、初めての業務もやってみることで仕事の面白さやチャレンジすることの楽しさが見えてきました。
社員の中には、異業種から転職してくる人もたくさんいますよ。

求人募集を見ただけでは「この会社、どんなことをやっている会社なんだろう」と働くイメージが浮かびづらいかもしれませんが、思い切って飛び込んでみるのもありだと思います。
「自分にはIT分野はできないかも」と幅を狭めず、どんどんチャレンジしてみてください。

周囲とのコミュニケーションを大切にしながら働く

今回は、名古屋プライムデスクの中野さんにお話を伺いました。
未経験からIT業界に挑戦し、周囲との人間関係を築きながら「この人たちのために頑張りたい」という想いを持って道を切り拓く中野さんの姿が印象的でした。
SCSKサービスウェアには、仕事の悩みを周囲に相談し、社員同士が助け合える環境があります。
未経験からIT業界への転職を考えている方や、SCSKサービスウェアに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。