今回は、運用センターのリーダーとして活躍する2名の社員にインタビューを行いました。2018年の同じ日に中途入社し、今では福岡センター・横浜センターそれぞれの拠点でリーダーとして活躍するふたり。
入社してほどなくして新型コロナ感染の影響を受け、多くの苦労も経験してきた中で今感じている仕事のやりがいとは?
前職でのキャリアや現在の仕事の面白さ、SCSKサービスウェアの魅力や今後の目標について語っていただきました。
- BPOサービスの運用を支える役割
- 広い視野で仕事ができる環境や正当な評価に魅力を感じて
- スキル不足に戸惑いながらも日々成長
- コロナ禍による影響を乗り越えて
- 誰かの役に立っている実感が大きなやりがいに
- 上司とのフラットな関係性が魅力
- 自分らしく活躍するための充実したサポート
- 誰からも信頼され、目標とされる存在を目指して
- 運用担当から見たSCSKサービスウェア
【プロフィール】
■大西 孝明|リーダー
システム統括部 第二運用課 福岡センター/2018年11月入社
スマートフォンメーカーでのECサイト運用、広報、社内ヘルプデスク業務を経てSCSKサービスウェアに転職。
福岡第二センターの立ち上げや社内のリモートワーク化に携わり、現在は福岡・島根・岩手3拠点のチームリーダーとして活躍。
【プロフィール】
■石井 敏治|リーダー
システム統括部 第二運用課 横浜センター/2018年11月入社
ネット接続やIoT機器設定のサポート企業でのコールセンター業務を経てSCSKサービスウェアに転職。
コロナ禍により急ピッチに進んだリモートワーク化を牽引し、現在は豊洲・横浜2拠点のチームリーダーとして活躍。
2021年9月~10月の2ヶ月間育児休暇を取得し11月に復帰。
BPOサービスの運用を支える役割
Q.現在の業務内容について教えてください。
大西さん:
当社が運用しているBPOサービス(お客様のコールセンターを請け負うサービス)をITの観点から支えるのが主な業務です。
いわゆる社内SEという立ち位置で、現場で働く方を支援する役割を担っています。
また、お客様が新しい業務を始めるときには、ご要望をヒアリングして構築部門にシステムの構築を依頼するというのも役割のひとつです。
石井さん:
私も仕事内容としては大西とほとんど同じです。
ただ、それぞれ拠点が異なり、大西は福岡センター、私は横浜センターの運用担当です。
私も大西も第二運用課という課に所属しているのですが、その中で、大西は福岡・島根・岩手エリアを統括するBチームのリーダーを、私は豊洲・横浜エリアを統括するCチームのリーダーを務めています。
大西さん:
運用課は全国にセンターが点在しているので、拠点が違っても仕事自体は近しい内容のことが多いんです。
そのため、ビデオ会議を通じて毎日のように他拠点のメンバーと情報共有したり協力し合ったりしながら業務を進めています。
石井さん:
お客様によっては、拠点をまたいで事業を展開していることもあるので、そういう場合には特に他拠点との連携が必要になります。
例えば、もともと横浜を拠点としていたお客様が福岡で新たな事業を立ち上げるというケースも少なくないですよね。
拠点が離れているため、WEBを介して会話しているメンバーも多いのですが、常に連携しながら仕事を進める体制は整っています。
特に大西とは年齢も近く入社日も同じということもあって、他拠点ながらすごくサポートしてもらっていますね。
広い視野で仕事ができる環境や正当な評価に魅力を感じて
Q.前職ではどのような仕事をしていましたか?また、転職に至ったきっかけを教えてください。
大西さん:
前職は社員数100名程度のスマートフォンケースメーカーのベンチャー企業に在籍していて、ECサイトの運用や広報を担当していました。
少数精鋭ということもあり、かなり幅広い仕事を任されていて、新たにバイクの事業をはじめた際には、全国のバイク店を周るということもありましたね。
幅広く携わらせてもらえること自体にはやりがいも感じていたのですが、徐々に「もっと専門性の高い仕事をしたい」と思うようになったのが転職のきっかけです。
また、前職では、自分の仕事がどんな風に役に立っているのかが見えにくく、個人の評価が明確ではなかったので、そうした環境を変えたいという想いもありました。
そんな中で、当社のBPO事業を知り、お客様の様々な環境づくりに直接携われるところや、社内SEやシステム部門という仕事自体が会社にとっても必要不可欠な存在としてしっかりと評価されているというところに惹かれて入社を決めました。
以前はベンチャー企業でしたが、当社にはSCSKグループという大きな母体があって、福利厚生面が充実しているという点も魅力でしたね。
石井さん:
私はインターネット回線やIoT機器の設定をサポートする会社で、コールセンター業務を担当していました。
社員数は100名以下で決して規模の大きな会社ではなかったので、ルールや制度を自分たちで作っていくというような環境でした。
10年ほど勤務していたのですが、会社の規模的にどうしても仕事の範囲が限られてしまって、「もっと広い視野で仕事に携わりたい」という想いが強くなりSCSKサービスウェアへの転職を決めました。
スキル不足に戸惑いながらも日々成長
Q.実際に入社してからギャップを感じたことや苦労されたことはありましたか?
石井さん:
やはり会社の規模が違うだけに、今までの経験をそのまま活かせるわけではなく苦労も多かったです。
もちろん、自分たちでルールづくりや体制づくりをしてきたという経験は活かせる点もありました。ただ、規模が小さいからこそできていたことが、当社の規模では通用しないということが多々あって、最初のうちはスキル不足を痛感する日々でした。
大西さん:
私の場合は、入社後しばらくして福岡の新センター立ち上げに携わることになったのですが、そのセンターでは実験的に最先端のセキュリティシステムを導入することになっていたんです。
これまでのセンターに先駆けての導入だったため前例がなく、立ち上げメンバーと日々試行錯誤しながら進めていました。
また、前職では社内SEに特化した仕事をしてきたわけではないため、やはりスキル不足もあり入社してから学ぶことばかりでした。
前職では経験のなかったリモートワークやクラウドサービスなどの分野も広がっていて、システム自体日々進化しているため、これからも常に学び続ける必要があると感じています。
コロナ禍による影響を乗り越えて
Q.入社後ほどなくして新型コロナウイルスの感染が広がったと思いますが、おふたりの仕事にはどのような影響がありましたか?
大西さん:
ちょうど入社した頃、会社としてリモートワークを推進していこうという時期を迎えていて、それに向けた準備を進めていました。
そうした取り組みの中でコロナ禍に突入し、社内全体としても様々な面で影響を受けました。
先ほどお話した新センターの立ち上げについても、本来他拠点からサポートに来るはずだったメンバーがコロナ禍により来られなくなり、スケジュールや工程を変更するなど、影響は大きかったです。
石井さん:
私たちが入社する前から、リモートワークの構築は始まっていたのですが、まだ実験的な状態で環境としてしっかり整っていませんでした。
そうした環境を整えようと動いていたタイミングでコロナ禍を迎え、よりスピーディなリモートワーク化が求められるようになったんです。
ちょうど入社して1年足らずの頃で、私自身まだまだ新しいことを覚えなければいけない時期でしたが、「とにかく今は目の前のリモートワーク化に集中しよう」という気持ちで取り組みました。
そうして取り組むうちに、新しいことに携わる面白さや自分自身の仕事が会社の役に立っているというやりがいを感じるようになりました。
一方で、全国に拠点が点在している分、コロナ禍に突入した頃は、拠点によって温度差を感じることもありました。
私が所属する首都圏エリアでは「リモートワーク化を今すぐに進めなければいけない!」と感じていたのに対して、感染拡大が緩やかなエリアでは「そんなに急がなくても大丈夫じゃないか?」という反応で…。
そうした温度差の足並みを揃えたり、周りの理解を得ながら進めたりする大変さはありました。
誰かの役に立っている実感が大きなやりがいに
Q.様々な苦労を乗り越えて、仕事の中でどのようなことにやりがいを感じていますか?
大西さん:
一番のやりがいは、携われる範囲が確実に広がっていることです。
最初は部署の中で動いていたことが、入社3年目を迎えた今では、リモートワーク化や新センターの立ち上げなどに携わり、部署や拠点を越えた関わりや仕事の規模もどんどん広がってきました。
今ではリーダーも務め、自分自身の成長が働き甲斐にも繋がっています。
石井さん:
私の場合は、スキル不足もあって入社当初はつまずくことも多々ありました。
そんな自分でも、リモートワークという世の中的にも注目度の高い事業の構築に携われていて、会社の役にも立てていると実感できるからこそ、達成感も大きくやりがいも感じます。
上司とのフラットな関係性が魅力
Q.SCSKサービスウェアの魅力とは?
石井さん:
ひとつは、上司との距離が近く先を見据えた仕事をさせてもらえることです。
多くの会社では部長、課長、係長…という具合に仕事が降りてくるのが一般的ですよね。
でも当社は、副部長クラスの方から直接「これってできないかな?」と相談を受けて仕事がはじまることが多いんです。
部や会社全体を見渡している立場の方だからこそ、先を見据えていて、どういう風に必要とされている仕事なのかが明確なのでやりがいもあります。
また、役職や立場に関わらずフラットな関係性が築けて、「もっとこうしてみるのはどうですか?」という提案もしやすいのは、当社ならではの魅力だと感じます。
大西さん:
私たちに直接仕事をふってくれる副部長は、実は採用面接にも立ち会ってくれた方なんです。
面接時、「一緒に働く方のひとり」くらいにしか思っていなかったんです。というのも、同じ目線で会話をしてくれて、すごく親しみやすさを感じたから。あとから、すごく立場が上の人だったと知って、フランクさに驚きました(笑)。
前職では、上司=威圧感があり偉そうな態度を取っているというイメージだったのですが、当社に入ってからは、上司との関係性がガラリと変わりました。
また、石井からの話にもあった通り、仕事の内容や必要性がすごく明確なのですごく仕事を進めやすいです。
「これって何のためにやっているんだろう」とモヤモヤすることは皆無です。
自分らしく活躍するための充実したサポート
Q.福利厚生や育成などのサポート体制について教えてください。
石井さん:
福利厚生面の手厚さは、当社のもうひとつの魅力です。
私は、2021年の9月に子どもが生まれて、9月~10月までの2ヶ月間育休を取得しました。
会社としては2010年頃から男性の育休取得が少しずつ広がっていて、前例がある分取得しやすい環境でした。
当初は育休取得に迷いもありましたが、周りのメンバーが「せっかくの機会なのだから取った方がいい」と後押ししてくれて、迷いも消えましたね。
実は、同じ課の中で同時期に私を含めて3組出産が続いたのですが、それぞれ自分に合った働き方を選んでいます。
私は育休を取得しましたが、一人は時短勤務を、もう一人は家族や周りのサポートを受けて働くことを選びました。
そうやって自分自身で自由に働き方を選べるのは当社の大きな魅力です。
育休期間中は、他のメンバーに負担をかけたり迷惑をかけたこともきっとあったはずです。でもそんな負い目を感じさせないくらい、皆が協力してくれて、安心して育休期間を過ごすことができました。
私の部署には女性スタッフも多いので、私のような男性スタッフが育休を当たり前に取得することで、女性スタッフにとってもより一層働きやすさを感じてもらえたらいいなと思っています。
大西さん:
福利厚生面でいうと、研修や資格取得には会社としてすごく力を入れていて、育成体制が整っているというのも魅力のひとつです。
業務で最低限必要な資格は全員共通で取得するのですが、それ以外は特に決まりがなく、「必要な資格や研修を自ら探してほしい」というのが当社のスタイルです。
携わる業務やポジションによって、それぞれのフェーズで必要な資格が変わるからこそ、自分自身で必要だと感じる資格や研修を見つけて、積極的に受けられるようにしているんです。
ただ、資格を取ることを目的にするのではなくて「この資格を取ることで、業務にどう活かせるか、自分自身の成長にどう繋がるのか」を考えて受けてほしいと上司からは言われています。
そうやって、自分のなりたい姿を目指して自由に資格を取得させてもらえる会社は、少ないんじゃないかなと感じています。
誰からも信頼され、目標とされる存在を目指して
Q.最後に、今後の目標や目指す姿について聞かせてください。
石井さん:
私は入社後しばらくはつまずくことも多く、うまくいかないことだらけでした。
でも、そんな自分でも、今では責任ある仕事を任せてもらえていますし、入社当初と比べて大きく成長したと実感しています。
今後はさらに上を目指して、「最初はつまずいたけれど、これだけ成長できた」という前例のような存在になりたいと思っています。
きっと後輩たちも、これからつまずいたり立ち止まったりすることがあると思います。
そんな時には自分自身の経験を通じて「失敗してもちゃんと成長できる会社だから大丈夫!」と勇気づけられるような存在でいたいですね。
大西さん:
私は、「大西さんだからこそお願いしたい」と指名してもらえるような存在を目指したいです。
実際に当社では10年、20年と長く活躍されている先輩たちがたくさんいて、「〇〇さんにお願いしたい」と名指しして依頼を受けるケースがとても多いんです。
そうやって社内外から信頼していただけるような存在として活躍したいですね。
また、会社としての育成強化にも携わりたいと思っています。
ひとつの分野だけでなく、色んな人が幅広い知識や技術を身に付けて、様々な場面で活躍できるようになれば、より強固な組織になると思います。
これから入ってくる方たちが、どんな分野でも活躍できるような組織体制をつくっていけるよう尽力したいです。
運用担当から見たSCSKサービスウェア
今回は、福岡センターと横浜センター、それぞれの運用担当として活躍しているふたりに、仕事の大変さや面白さ、SCSKサービスウェアの魅力について語っていただきました。
入社後ほどなくして、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、苦労も多かったというおふたり。
大変なことが多い中でも、拠点をまたいでサポートできる体制が整っているからこそ、安心して困難を乗り越えられたと話してくれました。
SCSKサービスウェアでは、経験者も未経験の方も成長できるよう、充実した研修制度を整え、成長にあわせた資格取得や外部研修を積極的に推奨しています。
また、子育て中の社員も多く、育休や時短勤務など、ご自身のライフスタイルに合わせた働き方も選べますよ。
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