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【人に魅力のある会社】転職したからこそ見える良さや活かせるスキルがある

今回は札幌センターの西川憲一さん、中田智哉さんにインタビューしました。

東京で働かれてから、SCSKサービスウェアに転職してきた経験をお持ちの2人。現在の業務内容や入社のきっかけ、前職でのスキルや経験の活かし方、今後の目標などについて伺いました。SCSKサービスウェアの良いところを存分に知ることができるインタビューとなりましたよ。

【プロフィール】

■西川 憲一 | マネージャー
札幌センター/中途入社 4年目

 

コールセンターや派遣紹介会社のコーディネーター、スーパーバイザー、プロジェクト運営経験を経てSCSKサービスウェアに転職。

現在は2つのプロジェクトのマネージャーを務める。
中途入社1~2年の方を対象とした社内研修の講師も務め、全国から多くの社員が参加した実績がある。

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【プロフィール】

■中田 智哉 | プロジェクトリーダー
札幌センター/中途入社 1年目

 

前職ではシステムエンジニア、営業職、インフラエンジニアを経験。社内リモート環境を整え、サーバー・ネットワークの構築をするなどのIT経験を活かし、SCSKサービスウェアに中途入社。

現在は、製品や住宅設備に関するクライアント企業のコールセンターを担当。

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チームをまとめながら多岐にわたる業務をこなす

Q.現在の仕事内容を教えてください。

西川さん:
コールセンター業務のマネージャーという立場で仕事をしています。
業務内容は多岐にわたりますが、採用活動、研修などの教育に対する指示をスーパーバイザーに出す、プロジェクトの売上管理、クライアントと業務内容の打ち合わせなどが主になりますね。
プロジェクトの人数も多いので、全体をまとめる仕事が中心になります。

担当しているプロジェクトは、法人向け家電製品の業界ですね。エアコンであるとか、そういった業界のものをメインに見せていただいています。

中田さん:
製品や住宅設備の修理受付業務に関わっています。
最初の2ヶ月間はメンバーと同じ研修を受けて、その後はリーダーとして勤務しています。

一般の消費者の方や管理会社から、製品や住宅設備に関しての問い合わせを受けて、症状を聞くのが主な仕事です。
修理や見積もり作成が必要か、電話で解決できることなのかという判断をしてそれぞれに合った対応をしています。

他にも、オペレーターさんからの質問に回答したり、北九州センターに同じクライアント企業のコールセンターがあるので、そちらと情報共有したりという業務も行っています。
北九州センターとは電話やZOOMを使って連携し、「今回はFAX対応してください」といった細かい対応内容を共有しています。また、ヒヤリハット事例の共有もしていますね。

決め手は人に魅力を感じられる会社であること

Q.SCSKサービスウェアに入社されたきっかけを教えてください。

西川さん:
北海道出身なのですが、東京で10年ほど仕事をしていました。
その間も月に1回ほど北海道に遊びに来ていたんです。結婚することになり、そのタイミングで札幌にUターン転職を考え、仕事を探していたらSCSKサービスウェアに行き当たりました。

決め手は人に対する魅力を強く感じた点ですね。

実は競合他社にも応募し、2社内定をいただいていました。
最後がSCSKサービスウェアだったのですが、一次面接が今の部長でとても印象的でした。
面接なので緊張してかしこまって話していると、「自分の言葉でいいから、そんなに堅苦しい敬語は使わずに自分の想いを率直に伝えてほしい」と言ってくださったんです。
それがきっかけで、自分の想いをそのまま話せたんですよね。
 
自分に興味を持ってくれているんだなと実感できて、30分の予定が1時間以上面接していました(笑)。
「この方の下で働きたいな」と思ったのがきっかけの1つです。

2つ目は、中途入社の窓口になってくれた人事の方が、一次面接も二次面接も、面接前と面接後のフォローがとても丁寧だったことです。面接の前後で必ず連絡くださったりして。
きっと採用や研修、教育体制が素晴らしい会社なのだろうなという印象を受けて、この会社に最終的に決めました。

もちろん、人の魅力という点だけでは通用しない部分もあります。入社して3年2ヶ月になりますが、後悔はありませんし、この会社でよかったなと思っています。
ネガティブなギャップは感じていません。

中田さん:
私も東京で働いていたのですが、2020年に子どもが産まれ、生活基盤をどこにしようかと夫婦で話し合ったんです。
そこでお互いの出身地である、北海道が良いよねという話になったのが転職のきっかけでした。

もう1つきっかけがあって、今までシステムエンジニアや営業職を経験していたのですが、BtoBで会社同士でのやりとりだったんです。
それだと、本当のエンドユーザー様の声を聞く機会が少ないと感じていました。
そこでもっとエンドユーザー様に近く、お客様のお困り事から問題解決までをしたいと思って転職を考えるようになりました。

前職で携わったコールセンターのシステム構築は、エンドユーザー様と関わるプロジェクトだったんです。
そこで担当の方と実際に話して、ITに関する悩み事を解決したり、運用保守の手伝いをしたりとかしていく中でやはりエンドユーザー様に近い仕事をしたいなと改めて感じました。

私も他社から内定をもらっていたのですが、会社の雰囲気や働いている方々に魅力を感じSCSKサービスウェアに決めました。
前職と似たような部分もあり、自分に合っていると感じたことも大きかったですね。

様々な経験やスキルが活かせる職場

Q.前職の経験を活かせていることがあれば教えてください。

中田さん:
前職はSIerでした。企業の情報システムの構築を請け負う仕事です。
クライアントは通信の大手企業様などで、クライアント企業先に常駐したり案件を取って来たり、自社で開発したりもしていました。

ドキュメント作成は前職でも多く関わっていたので、現在の仕事に活かせています。
今のプロジェクトでは、まだまだドキュメントが整っていない部分があるので、PowerPointやExcelを使ってまとめる作業をしています。

以前作られたExcelのマクロを使って受付のミスを減らしているのですが、そのツールの改善などもしているので前職で使っていたスキルも役立っていますね。

プロジェクト内にマクロを使える方も数名いらっしゃるので助かっています。

西川さん:
最近はマクロやVBAを使える方を採用することも多く、全体としてExcelやAccessあたりを使えるようになろうと進めているので、そういったスキルを持っている方も増えてきましたよね。

私はシステム関連の仕事はしていなかったので、現場のマネジメント力という点で採用していただいたのかなと思っています。 
多人数を管理するという点も活かせていると感じますね。センター全体で300人、そのうち30名~50名を1人で管理しているので。
他にも、派遣法や労働基準系の法律に関する知識、採用媒体への出稿方法なども役立っています。
以前いたコールセンターも個人情報の取り扱いに厳しい会社だったので、そういったところも活かせていますね。

面接対応もするのですが、多くの人と関わってきたことで、人を見る目も養われてきたように思います。

Q.面接で見るポイントなどはありますか。

西川さん:
伝えづらいこともちゃんと言ってくれることが大切かなと思います。
休みのことや、残業がちょっと難しいといった、採用において自分の不利益になることも、きちんと話してくれること。理由とともに説明してくれればこちらも理解できますし、後からトラブルになることも防げますからね。

あとやはり謙虚さも重要です。前職・現職の環境や人を悪く言う方よりも、前向きに自己研鑽できる方と働きたいですね。

目の前の課題に前向きに取り組むことが大切

Q.現在のお仕事で大変なことはありますか。

中田さん:
プロジェクトが立ち上がって半年ほどで、課題が散らばっている状況なので、1つ1つ解決していくことに今苦労しているところです。 
知識や経験を属人化せずに共通化していったり、電話対応のクオリティももっと上げていきたい。色々な面での課題解決に向けて動いています。

具体的には、属人化している部分を言語化してドキュメントに落とし込み、全体で共有できる状態にするなどですね。 
まずは問題を明確にするところから取りかかっています。

今は大変な時期ですが、全体で共有できるようになれば業務の効率も上がるので、将来を見据えて日々取り組んでいます。

西川さん:
大変だなと感じることはあまりないですね。
管理する人数は30~50名ほどで、考え方がそれぞれ違うなと実感もしていますが、それが面白いとも感じています。おかげで人を見る目も養えています。

また、今のクライアントはこちらからどんどん提案して、ご納得いただければ受け入れてもらえるので、やりがいも感じられています。
逆に提案が受け入れられないタイプのクライアントでも、それはそれで言われたことをしっかりと遵守するという別のやりがいがあると思うんですよね。

どんな事でも見方によっては苦しくなってしまったり、楽しいと感じられたりすると思うので、自分自身もプロジェクトメンバーも、できるだけ前向きに物事を捉えていけると良いなと感じています。

人の成長や言葉から得られる大きなやりがい

Q.やりがいを感じるのはどんな時でしょうか。

西川さん:
やはり、売上と利益の計画を達成した時は数字で結果が見えるので嬉しいですね。
それ以上に嬉しいのは、自分が採用した方が長期的に働いてくれる、活躍してくれるというのが1番やりがいを感じますね。

他のプロジェクトに異動したあとも、「西川さんが採用した方が2人とも優秀で、欠勤もせず頑張ってくれています」という報告を受けた時は、安堵感と喜びがこみあげてきました。

中田さん:
電話受付した際、お客様がその製品について詳しいわけではないので、どう質問して良いか困っていらっしゃる場合もあるんです。
その時に、どういった時に止まるのかなどを詳しく伺い、症状と原因を切り分けて、電話だけで問題解決できた時はやりがいを感じますね。
ガチャガチャと正常に動いた音が聞こえて、お客様からその場で「良かった。動いたわ!ありがとう」と言っていただけると、役に立てたなぁと実感できます。
 
修理になるとお客様にも対応していただく時間がかかりますし、こちらも作業員の確保や作業報告書が必要になるので、双方の手間が削減できるという点でも良かったなと思います。

エンドユーザー様の喜ぶ声が聞きたいという転職理由も満たされているので、転職して良かったです。

年齢や過去にとらわれず正当な評価をしてくれる

Q.SCSKサービスウェアの良いところを教えてください。

中田さん:
年齢や過去の経験にとらわれず、今の仕事を見て評価してくれるところですね。
僕は入社からまだ半年で、リーダー職になるのは1年後ぐらいかなと思っていたのですが、とても早かったので驚きました。
定期的な面談でも、上司から「リーダー業務やスーパーバイザーで経験を積んでほしい」とは言ってもらっていたのですが、思っているよりも早かったですね。

前職では年功序列の部分も大きかったので、やる気や意欲があれば上を目指せるというところが良い会社だなと感じています。

また、センター内でも、働いている方の年齢が幅広く、働く目的もバラバラなんです。
それでも皆さんが1つの業務に集中できるよう、社員の方々が心配りをされているところに非常に魅力を感じますし、勉強になっています。
会話1つとっても、思いやりのある言葉の返し方をされている社員の方が多いなと感じます。

会社として残業時間の抑制ですとか、スキルを上げたい方への研修・フォローアップ制度も充実していますね。

西川さん:
入社してからの実力をよく見てくれていますよね。
売上、利益、採用した人の離職率が低いなど。欠勤する人が少ないなどといった、数字に表れるところで判断してもらえる部分が8割ぐらいを占めている印象ですね。
人間味とか情熱的な部分の評価っていうのは数値化が難しいのですが、逆に言うと数字が出ていれば評価してくれます。

きちんと評価してもらえる分、結果が出せなければマネージャーから外されることもあり得ます。気を引き締めていかないといけませんが、実力主義であるという証かなと。
目指すところに向かって努力していこうと思える環境がある、良い会社だなと思いますね。

お子さんのいらっしゃる方でも働きやすいですよ。子どもが熱を出した時なども、有給とは別に年間5日の看護休暇が取れるんです。出産祝い金や第3子特別祝金などを含めた、慶弔金も充実していると感じます。

目標を見据えて目の前の業務に取り組んでいく

Q.今後の目標や意気込みをお願いします。

西川さん:
今はまず課長になりたいですね。
もう少し上のポジションで会社の数字を見られるようになりたいという想いがあります。
責任も増えるとは思いますが、視野やスキルを広げて、今後はマネージャーをフォローしていくような立場になっていきたいです。
部長からも「最速で課長になれ」と言っていただいているので(笑)、期待に応えていきたいですね。

中田さん:
11月にリーダーの立ち位置になりましたので、まずはリーダー業務を着実にこなせる人材に成長していきたいです。
立ち上げて間もないプロジェクトなので、全体のスキルアップや知識の共通化をはかり、チーム全体で情報共有できる環境づくりをしていきたいです。

また、IT業界の人から見てスタンダードなやり方ではない作り込みをされているツールもあるので、そこの修正にも力を入れていきたいですね。
 
長期的なところで言うと、西川さんのようなポジションにゆくゆくは成長していきたいなと思っています。 

本日はありがとうございました。

今の自分にできることを全力で

今回は、SCSKサービスウェア 札幌センターに中途入社された2人に話を伺いました。

ライフイベントをきっかけに東京での勤務を辞め、札幌での仕事を探していた際にSCSKサービスウェアと出会った2人。経歴や培われてきた知識、スキルは全く違うものですが、それぞれの立場で自身のできることを最大限に活かして活躍していることが伝わってきました。

また、入社前から感じられていたのは、社員の魅力的な人柄。入社後にもギャップを感じることなく働かれているそうです。

仕事内容や給与、福利厚生も働く上でとても重要ですが、誰と働くのかといった点にも重きを置かれる方も多いのではないでしょうか。

転職を考えている方、SCSKサービスウェアに興味のある方に参考にしていただければ嬉しいです。

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