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オンラインを活用し、日本とフィリピンで活躍!【グローバル推進室 インタビュー後編】

今回は豊洲本社のビジネスサービスグループ グローバル推進室の3名にインタビューを行いました。
グローバル推進室では、主にSCSKサービスウェアが目指す海外事業の推進やさまざまな業務支援を担っています。
現在は、オンラインを活用しながら、日本とフィリピンにて業務を行っています。
インタビュー後編では、グローバル推進室ならではの取り組みやチームの雰囲気、仕事のやりがいについて伺いました。
▼インタビュー前編【BPO市場の現状と海外案件の獲得に向けた動きとは】はコチラ

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【プロフィール】
ビジネスサービスグループ グローバル推進室 グローバル推進課

■    伊東 慧吾|豊洲本社/2023年中途入社

■    太田 愛里|豊洲本社/2023年中途入社

■    ダニエルス ジョン|豊洲本社/2018年中途入社

英語を活かした多様な職歴を持つ3人

Q. これまでの経歴について教えてください。

伊東さん:
アメリカでアスレチックトレーナーという仕事をしていましたが、コロナの影響で仕事がなくなり、日本に帰国することになりました。
その後、米海軍基地で通訳と翻訳の仕事に就き、軍の艦船を修理する日本の業者と米軍の間に入ってやり取りしていました。
次第に英語を活かしながらIT系の仕事に携わりたいと思うようになり、2023年にSCSKサービスウェアに入社しました。

太田さん:
新卒で入社した大手企業は、公用語が英語でした。この会社では、スマホアクセサリーに関するデザイン開発からオンライン販売までの一連の業務に携わっていました。
その後は、私立大学で、英語講師と英語の自立学習センターでの運営スタッフを担当していました。
これまで英語に関するキャリアを一貫しながら働いてきたこともあり、培ってきたスキルを活かすべく、2023年に当社に入社しました。

ダニエルスさん:
IT系企業で通訳と翻訳の仕事をしていました。
海外のユーザーがコンテンツを使えるように日本語から英語に訳したり、大きなイベントでは通訳をしていました。
もっと語学力を活かしたいとの思いから、2018年SCSKサービスウェアに中途入社しました。
この部署では唯一のアメリカ人で、みんなからはダニーと呼ばれています。

FIKA(フィーカ)でコミュニケーションを促進

Q. この部署ならではの取り組みはありますか?

伊東さん:
当部署では、FIKA(フィーカ)といって甘いお菓子と一緒にコーヒーやお茶を飲む習慣を導入しています。
いわゆるコーヒーブレイクで、発案者は以前スウェーデンに駐在経験のある部長です。
業務の定例ミーティングとは別に、カジュアルなコミュニケーション促進が目的ですね。
メンバー全員が豊洲本社に集まることが難しいので、オンラインで実施しています。
FIKAで話す内容は、その時によって異なります。たとえば、見てきた映画の話をしたり、昨日食べたものの話をしたり、有休でこんなところに行ってきたと、写真をシェアしたりすることもあります。
室長が何か話したい時は、業務寄りの話になることもありますが、基本的に業務から離れた会話をしながら、みんなで集まる場を設けてコミュニケーションを取っています。

ミーティングの冒頭にフランクなコミュニケーションを

Q. チームの様子について聞かせてください。

太田さん:
私たち3人は基本的に週2〜3日程度、豊洲本社に出社して、それ以外の日は在宅勤務をしています。
週に1回だけチームで集まる日を作っており、フィリピンにいるメンバーや上司はオンラインで参加しています。
オンラインを通じて、いろんな場所からミーティングに参加している様子が見られるところが面白いですね。

ダニエルスさん:
FIKAだけではなくて、普段からこの3人はミーティングの冒頭に「最近どう?」とか「何か面白い話ない?」といったフランクな話をしてから業務に入る感じですね。

伊東さん:
住んでいるところも趣味もみんなバラバラです。
ダニーさんと太田さんともう一人のメンバーは、ハイキングや山登りが趣味ですが、一緒に行くわけではなくて、それぞれ別行動です(笑)。
各自が別の休日を過ごすからこそ、いろいろと話題を持ち寄って話すことができています。

常に新しいことにチャレンジできる部署

Q. 仕事のやりがいについて教えてください。

ダニエルスさん:
この部署では、英語と日本語の両方を活かしながら、いろんな方とコミュニケーションを取る機会が多くて、いつも充実しながら仕事をしています。
特に通訳や翻訳といった業務を通じて、人と人、会社と会社、国と国のために、間に入って役立てるところにやりがいを感じます。
先日、クライアント先でQBR(四半期ビジネスレビュー)を行った後のことでした。
担当者が英語で話していて、最後に「何か質問はありますか?」と訊ねられたのですが、参加者のほとんどが日本人だったこともあって、シーンとしてしまったんです。
担当者が心配になって「今の話、伝わっていたでしょうか。もう一度言いましょうか?」となった時に、私が担当者の話したことを、英語で要約した上で日本語に訳しました。
そうすると担当者の言いたかった内容がその場のみんなに伝わって、「ありがとうございます」「助かりました」と言っていただくことがありました。
言葉で人を繋ぐことはとても大事だなと実感し、さらにコミュニケーションスキルを高めたいと思いました。

太田さん:
2024年の夏頃に、フィリピンに出向する方をサポートするプロジェクトが立ち上がり、同時にそのプロジェクトの担当になりました。
出向者のサポートは、初めて行う業務ばかりで1つ1つの中身が深いと感じています。
海外に出向者を出す場合、ビザの取得が必要ですし、現地で作る出向契約書のテンプレートすらもない状態でした。
自分たちで考えたことを上司に確認しながら進めているのですが、責任ある仕事を任せてもらえるありがたさを実感しています。
フィリピンの会社や弁護士、通訳、他の会社のインド人や中国人、台湾人、アメリカ人など、いろんな方と関わったり、別件のプロジェクトでもさまざまな国籍の方と関われるので楽しいです。
難しく大きなタスクに取り組んだり、常に新しいことにチャレンジしていけるという意味で、とてもやりがいがある仕事です。

伊東さん:
グローバル推進室は、グループ直下の部署であるため、会社の動きが把握しやすい位置にあります。
我々も会社の先頭を走っていると実感しており、グローバル情勢や市場調査も含めて、業界全体を見ることが常に必要です。
私の前職は修理に関する通訳だったため、ある意味で範囲が限定されていました。
今の仕事は、いろんな物事を俯瞰して見なければいけないので、常に新鮮でやりがいがあります。
現在フィリピンに重点を置いて動いていますが、台湾やマレーシア、ベトナムなどでも事業展開ができるようなパイプを当社は持っています。
まだまだ社内に周知できていませんが、我々のケイパビリティは日本国内だけではないということを知っていただきたいですね。

オンラインを活用しながら、コミュニケーションを大事にするチーム

今回は豊洲本社のグローバル推進室の3名から、部署の取り組みや雰囲気について話を伺いました。
前例のない新しい業務に向かって、試行錯誤しながら取り組んでいるグローバル推進室。
働く場所が日本とフィリピンに分かれていても、オンラインを活用しながら、コミュニケーションを大事にするチームづくりをしています。
業務を通じてさまざまな人たちと関わることができ、常に新しいことにもチャレンジできる環境だと語っておられました。

SCSKサービスウェアでは、海外と関わるさまざまな業務支援を行っています。
グローバルな環境で働きたい方や英語を活かした仕事を探している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。