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再入社の決め手は「人」の良さ。営業としてのキャリアアップを目指す。

豊洲本社の舟橋 香菜呼さんにインタビューを行いました。
舟橋さんは、結婚を機に配偶者の海外赴任に同行するためSCSKサービスウェアを退職。
その3年後に再入社し、仕事復帰されています。
今回は、SCSKサービスウェアに再入社した経緯や現在の業務内容、仕事のやりがいなど幅広く伺いました。

【プロフィール】
■ 舟橋 香菜呼|営業
豊洲本社 ビジネスサービスグループ 営業開発本部 第1営業部 第1営業課/2015年8月中途入社・2024年5月再入社
新卒で入社した大手証券会社、2社目の損害保険関連会社にて営業を経験。
2015年SCSKサービスウェアに中途入社し、金融業界向けの営業を担当する。
2021年に一度退職した後、2024年に再入社し、退職前と同部署に所属。仕事と子育ての両立をしながら、営業として活躍中。

顧客の要望に応えられる営業を目指して入社

Q.これまでの経歴を教えてください。

舟橋さん:
新卒で大手証券会社に入社し、個人向けの営業として2年ほど勤めていました。
多忙な職場環境に加え、リーマンショックの影響で証券業界自体かなり厳しい状況下にあり、転職を考えるようになりました。
2社目は損害保険関連会社に転職。興味を持っていた法人営業に携わることができるという点が入社のきっかけでした。5〜6年勤めましたが、ルート営業に近い仕事だったため、もっとしっかり法人営業に関わりたいと思うようになったんです。
1、2社目とも完成された商材を売る営業スタイルだったため、顧客に応じて提案内容を変えることができず、商品がマッチしない顧客には、それ以上打つ手がなく終わってしまうことにもどかしさを感じていました。
もう少し顧客の要望に応えられる営業がしたいと転職活動を行う中で、BPO業界を知り、2015年にSCSKサービスウェアに入社しました。
入社後は、金融業界向けの営業を担当していましたが、結婚を機に夫の海外赴任に同行するため、2021年に退職を決断しました。
その後、さまざまな生活の変化がありましたが、日本に帰国後、子どもが0歳児クラスに入園できるタイミングで仕事に復帰しようと転職活動を始めました。

SCSKサービスウェア再入社の決め手は「人」

再入社の決め手になったのは何ですか?

舟橋さん:
再度仕事を探すにあたっては、今までの経験が活かせる「営業」ができること、また子育てと両立して働くため「在宅勤務制度」や「フレックス制度」など働き方に柔軟性のある職場環境があること、2点を重視しました。
SaaS系の企業は、フレキシブルな勤務形態を組み合わせているところが多いことと、法人営業の経験があればチャレンジ可能な業界であることを知り、そういった企業を中心に何社か受けました。
最終的に、SCSKサービスウェアに再入社する決め手となったのは、人の存在です。
実は退職後、定期的に当時の上司と食事に行く付き合いが続いていて、転職活動の話をしていた時に、「戻ってきたら?」と声をかけてもらったんです。
SCSKサービスウェアで働いていた当時、人間関係で悩むようなことはなく、社内で良好なコミュニケーションがとれていたことも魅力に感じていました。そのような中で、当時の上司との会話で、また戻っても大丈夫だと思えたことは大きな決め手になりました。

仕事と子育ての両立という初めてのチャレンジをする中で、業務をイチから覚えていくことは、やはり不安に感じていました。再入社であれば、これまでの知識や実績を活かせるだけではなく、既に関係性のある社員と仕事を進められるため、新しい環境に飛び込むよりも安心感がありました。
採用選考を経て、過去に働いていた金融営業の部署への配属で内定をいただき、2024年SCSKサービスウェアに戻ってきました。
実際、再入社してからもみんな歓迎してくれて、「何で戻ってきたの?」みたいな感じは全然なかったです!アットホームな雰囲気は変わらないですね。
再入社をしてみたことで、SCSKサービスウェアでは、退職前の経験を活かせる仕事はたくさんあると思いました。同じように悩まれている方がいらっしゃれば、ぜひ再入社を一つの選択肢として考えてみてほしいです!

会社全体から新しいサービスを生み出そうという機運を強く感じる

Q.現在の業務内容について教えてください。

舟橋さん:
SCSKサービスウェアに所属してからは、一貫して金融業界をターゲットとした営業を行っています。
2015年入社当初は、主に生命保険会社を担当していましたが、その後、ネット銀行がメインになり、再入社後も担当しています。
取り扱う商材は、BPOだけではなくコンサルティング、ITサービスなど幅広いものがあり、顧客の業務課題にあわせて提案をします。
例えば、最近話題になっているDX推進ですが、自社で仕組みを取り入れることやその運営に課題を抱えている企業は多く存在します。
その一方で、自社での運営ではなくBPOを活用することに対しては、「外注して上手くいくだろうか」「自社でやれる方法があるのではないか」などの考えから、導入が難しいというケースも少なくありません。
そのため、BPOで最初から何千万円、何億円といった契約を取ることには、高いハードルがあります。
そこで、BPOの導入が難しいケースでは、B-RAP(業務プロセスコンサルティング)というサービスを提案し、新規案件の獲得を目指しています。
商談の場面では、顧客のニーズや状況に応じて柔軟な提案を行うことが大切だと考えています。顧客によっては、「B-RAP」を「DX推進」とネーミングを変えた方が社内調整しやすいといった事情もあるので、状況に応じて見せ方を変えることもありますし、顧客に応じて、サービス内容や利用範囲をカスタマイズして提案するケースもあります。まずは導入しやすい規模感からスタートし、そこで満足していただければ次の提案を行い、売上拡大につなげています。

再入社後は、SCSKサービスウェアの方向性や考え方が変わった印象を持っており、全社で新しいサービスを生み出そう!という機運を強く感じます。
世の中が新しく変化する中で、時代を先取りするようなサービスや現代にマッチするサービスを提供していくことが必要だと思います。
営業としての在り方も進化が求められますが、さまざまなステークホルダーと関わる中で感じたことをキャッチしながら、日々の仕事に活かしていきたいと思います。

 

チームで考えて動く営業に、面白さを感じる

Q.仕事のやりがいについて教えてください。

舟橋さん:
以前勤めていた会社では、商品や型が決まっていることもあり、一人で決めて一人で売る営業スタイルでした。
SCSKサービスウェアでは、自分一人で決めて進めることはほぼありません。
フロントに立つのは私でも、課長や部長、本部長も含めて、チームで提案内容を考えてチームで営業するスタイルです。
また、顧客から難しい要望を受けた場合も、どこまでなら対応できるかということを事業部門と共に検討し、細かな部分を調整していきます。
大きな案件を自分一人だけではなく、社内の関係者を巻き込んで攻略していくことは、チームで動くことに面白さを感じると同時に、やりがいや達成感もあります。

難しい案件を取りに行く時や、何かトラブルが起きた時も、自分一人で抱え込まずに相談できるというのが心強いです。
何か困った時や聞きたいことがある時は、誰かに相談しています。
社内には周囲に必ず話を聞いてくれる人やアドバイスをくれる人がいるので、安心ですね。相談する相手が情報を持っていない場合は、社内で詳しい人を紹介してもらうことも多いです。
全国各地のセンターにいる、顔も知らない誰かを紹介してもらって、いきなり電話をかけて相談することもありましたね。逆に私も知らない方から「この案件はどういう提案をしましたか?」と聞かれることがありました。

SCSKサービスウェアに入社して1年ぐらいは、「顔も知らない人に頼みごとをするのって大丈夫なのかな?迷惑じゃないかな?」と思っていましたが、この会社ではそれが普通で、みなさん丁寧に対応してくれる方々ばかりでした。
今では、電話やメールだけでなく、Teamsなどのツールも増えているので、社内の担当者に連絡しやすい環境が整っていると思います。
何か聞いて怒られることは入社以来、一度もなかったですね。皆さんすごく忙しいので、忘れられることはたまにありますけど(笑)。
聞けば必ず教えてくれる環境ですが、自発的に動くことはとても重要です。手取り足取り教えてもらえるのを待っているだけでなく、受け身にならないことが大事だと思います。

制度の利用に対してウェルカムな雰囲気が魅力

Q.SCSKサービスウェアの良いところや魅力について教えてください。

舟橋さん:

私は在宅勤務をベースに週に1回出社しています。在宅、出社のどちらにもメリットがあるので、両方組み合わせた働き方をしています。
有休は仕事に支障がない範囲であれば自由に取れますし、むしろ活用しないと怒られることもありますね(笑)。
残業が増えるとチェックが入るシステムなので、人による管理に任せるだけでなく会社として管理される仕組みになっています。
私はフルタイムで働いていますが、子どもが小学校を卒業するまで時短で働くことも可能です。
家庭の状況に応じて働き方を選択できるので、長い目で見て働きやすい環境ですね。
子どもを育てる人だけではなく、介護などで制度を利用する人に対しても、後ろ向きの空気感がないところが、この会社の大きな魅力だと感じました。
再入社して最初の3ヶ月は、子どもの体調不良で月の半分ほど、休暇を取得したり、在宅勤務に切り替えたりすることもありましたが、会社の制度や仕組みを活用することで、乗り切ることができたと思います。

出産・育児を経た女性営業職のロールモデルに

Q.今後の目標を聞かせてください。

舟橋さん:

当社に再入社してからは、就業のブランクがあり慣れない中、仕事と家庭を両立することに尽力してきました。そのような中で、まずは「今の仕事に新しいやりがいを見出し、自分らしく働く」ことを目標にしています。退職前は大変なことがありつつも、仕事が楽しく、やりがいを持って働いていたので、また同じように高いモチベーションを維持しながら働きたいです。

その先では、さまざまな経験をしながら、営業としてキャリアアップをしていきたいと考えています。
当社では多くの女性社員が活躍していますが、営業職の女性は少なく、子育てをしながら営業のキャリアを積んでいる方はあまり見かけません。
まずは今の仕事に向き合うことからのスタートだと考えていますが、ゆくゆくは、仕事と子育てを両立しながらキャリアアップする姿を、若手社員にも見せることができたら嬉しいなと思います。

再入社した方も活躍できるSCSKサービスウェア

今回は、豊洲本社の舟橋さんにインタビューを行いました。
現代では働き方やキャリアの多様化が進んでいますが、舟橋さんは「再入社」で新しいキャリアを切り拓いています。
SCSKサービスウェアでは、過去に勤務されていた方を「再入社」として受け入れる、アルムナイ採用を積極的に進めています。
一度退職したものの再入社を検討されている方は、ぜひ応募をご検討ください。

◆アルムナイ採用 応募ページはこちら
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