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社員同士の“つながり”と“働きやすさ”をカタチに!SCSKサービスウェア社員会活動

SCSKサービスウェアでは、働き方の改善や社員同士の交流促進を目的とした「社員会」組織を運営しています。
今回は、社員会の代表と副代表を務める2名にインタビューを行いました。
インタビューでは、社員会の目的や運営の裏側、イベント事例などについて幅広く伺いました。

【プロフィール】
■中西 郁夫/1994年中途入社
大阪センター/BPO第2事業本部 ITO・セキュリティサービス部 第2課
1994年に中途入社し、システム運用・ヘルプデスクなどの領域でプロジェクトリーダー、採用、総務など多岐にわたる業務を経験。現在は大阪センターにてヘルプデスクのサービスマネージャーとして活躍している。

■小林 明日香/2003年新卒入社
島根センター/業務サポート部 第2課
2003年に新卒でSCSKサービスウェアに入社以来、島根センターに勤務。経理、給与計算、人事などを経験したのち、現在は有期雇用社員の採用と拠点の総務業務などを担当している。

SCSKサービスウェアの社員会とは?

Q. SCSKサービスウェアの社員会が発足した背景や特徴について教えてください。

中西さん:
社員会では、労働条件や職場環境、会社経営に関する内容などについて、社員を代表して会社と意見交換、協定締結を実施したり、社内レクリエーションなどの交流イベントを企画・実行したりしています。
社員会の発足には、1997年に2つの会社が合併し、当社の前身となる会社が誕生したことが大きく影響しています。
合併前の2社ではそれぞれ状況が異なっており、一方には労働組合が設けられていたのに対し、もう一方にはそのような組織が設けられていませんでした。
そのため、新しい会社で労働組合の設立が検討され、1998年に現在の社員会が発足しました。
私は、当時副代表を務めていた上司の異動に伴い、後を引き継ぐ形で2000年から社員会に関わることになりました。

小林さん:
私も当時の上司に誘われて、社員会に加わりましたので、周囲に勧められて参加する方が多いと思います。

中西さん:
当社の社員会は、一般的な労働組合のように、社員が入退会を自由に選択できるオープンショップ制度とは異なり、会社との取り決めにより全従業員が会員となるユニオンショップ制度に近い形で運営しています。
正社員は会費を納める正会員、契約社員は会費を納めない準会員という位置づけです。

各拠点の自主的な活動を中心とした社員会の運営

Q. 社員会の役員の選出方法や活動内容など運営面について教えてください。

中西さん:
社員会は、代表と副代表の他にも、会計を担当するセクレタリーが2名、そして各拠点に根差した活動を行う拠点幹事で構成されています。
拠点幹事の人数は、拠点毎の社員数に応じて1〜3名程です。
役員の選出は、2年に1度の選挙で行われます。立候補者の人数は概ね定員と同じ程度となるため、その選挙で役員が決定しています。

小林さん:
社員会では、各拠点で会員から集められた会費をもとに、社内レクリエーションなどを行うフレンドリー活動と、社員の意見を吸い上げて会社に提言するコミュニケーション活動の2つを軸とし、各拠点の状況に合わせて自主的に活動することが求められています。

中西さん:
選挙の際には選挙活動の関連タスク、余剰金の活用を検討するタスクなど、横断的にタスクチームが構成されることもあります。
他にも、年3回程度、活動内容や会計報告などを掲載した会報を発行するのも重要な役割の一つです。

小林さん:
社員会に役員として参加することで、普段の業務では関わりのない様々な部署の方々とも知り合い、交流を深められることが魅力だと感じています。

拠点ごとに特色豊かなイベントを開催

Q. これまでに実施したイベントの内容を教えてください。

小林さん:
社員会では、各拠点の規模に応じて様々なレクリエーションイベントを開催しています。
例えば、私が所属する島根センターでは地元のプロバスケットボールチームの応援企画を実施しました。
プロバスケットボールチームの試合を初めて見に行くという人も参加を希望してくれて、「自分でチケットを買って観戦に行くのはハードルが高いけど、社員会でチケットを準備してもらってイベントとして行けるなら行ってみたい」という声が多くありました。
試合後も「楽しかった」と、みなさん満足された様子で嬉しかったです。
こういったイベントは、普段交流の少ない社員同士がコミュニケーションを取る良いきっかけにもなりますし、社員会の他の活動への関心を高める効果もあると思います。

中西さん:
私が所属する大阪センターでは、ボウリング大会や屋形船での花見クルーズなどを実施しました。
他には、多くの拠点でクリスマスパーティーが恒例となっており、東京や大阪など大規模なセンターではホテルを会場とした本格的なイベントが開催されています。
また、旅行会社と提携したイベントを開催しているセンターもあります。
小規模な拠点の場合は、温泉地への日帰り旅行など、地域の実情に合わせた企画作りをしています。

小林さん:
どの拠点のイベントも、上司・部下といった立場を少し離れて、フランクなコミュニケーションが生まれやすいのが魅力だと感じています。

中西さん:
こうしたレクリエーション活動は、社員同士のコミュニケーションを深めることや、日々のリフレッシュを目的としています。
このように社員同士のつながりを大切にする一方で、社員会は会社との橋渡し役として、社員の意見を経営層に届けるという重要な役割も担っています。
今後は、こうした活動もさらに活発化させていきますので、これから入社いただくみなさんとも力を合わせて会社を良くしていけたらと思います。

進化し続ける、社員のためのコミュニティ

Q.  今後の展望を教えてください。

中西さん:
社員会の会費で集まった資金を活用し、イベント開催はもちろんのこと、社員のみなさんがより社員会を身近に感じられるような取り組みを検討していきたいと考えています。
実際に、コロナ禍でイベントの開催が困難だった時期には、自由に飲食店へ行けない状況を踏まえ、全国のパン屋さんの商品を冷凍で集め、週替わりで社員のみなさんに販売するといった取り組みも行っていました。
その他、災害復興ボランティアにも参画するなど、さまざまな取り組みをしてきました。
今後の資金の使い道については、社員のみなさんからのアイデアも積極的に募集しており、特にこれから入社する若い世代の方からの斬新な意見に期待しています。

小林さん:
私も、学生時代にコロナ禍を経験して社会に出る世代の方々が、どのようなイベントや企画に魅力を感じるのか、大変興味があります。
社員のみなさんからのご意見をもとに、今後の社員会活動に活かしていきたいと考えています。

中西さん:
当社には全国に拠点があり、それぞれの地域で社員会活動が行われていますので、どこに配属されても社員会というコミュニティに参加できることは大きな魅力です。
新しく入社される方はもちろんのこと、これまで社員会活動にあまり参加してこられなかった社員の方々にも、この記事を通して少しでも興味を持っていただけたら嬉しく思います。

社員会が育む、活気ある社内コミュニケーション

今回はSCSKサービスウェアの社員会の取り組みについて、代表と副代表を務める中西さんと小林さんに話を伺いました。
社員の意見を会社に届けるだけではなく、イベントを通じた部署間の垣根を越えた活発な交流は、SCSKサービスウェアの活気ある社内コミュニケーションにつながっています。
記事を通じて少しでも魅力を感じた方はは、ぜひSCSKサービスウェアへの応募をご検討ください。