今回は、豊洲本社に勤務する灰田 雄司さんにインタビューを行いました。
現在、製造サービス事業本部 営業部の係長である灰田さんは、製造業のクライアントに対して、業務改善やコスト削減に向けた、コンタクトセンター導入の提案を行う営業として活躍しています。
現在の業務内容や仕事のやりがい、部署の雰囲気など幅広く伺いました。
- コンタクトセンターを中心とした複数のプロジェクトを経験し、営業へ異動
- 豊富な改善事例のノウハウを生かした提案営業
- 前向きに変化を受け入れて、できることが一気に増えた
- 現場と営業の距離が近くてコミュニケーションが取りやすい環境
- 可能性に賭けてくれる環境に感謝
- 仕事を向き・不向きで選ぶと、自分の可能性を狭めてしまう
- 人と人とのつながりを大切にしたい
- 営業職でも5、6年連続で有休取得率100%
- お客様の笑顔が見られるよう、信用と実績をさらに積み上げていきたい
- 人材が持つ未知なる可能性に賭ける、SCSKサービスウェア
【プロフィール】
■灰田 雄司|係長
豊洲本社/製造サービス事業本部 営業部/2004年入社
2004年SCSKサービスウェアに中途入社。
コンタクトセンターを中心とした複数のプロジェクトを経験し、2018年から製造サービス事業本部 営業部に異動。現在は、同事業部にて係長を務める。
コンタクトセンターを中心とした複数のプロジェクトを経験し、営業へ異動
Q. 入社から現在までの経緯を教えてください。
灰田さん:
2004年にSCSKサービスウェアに入社して、今年で19年目になります。
入社当初は、北九州センターにてコンタクトセンターを中心とした複数のプロジェクトを経験しました。
2009年に横浜へ長期出張し、その後ふたたび九州に戻ってコンタクトセンターの運営に携わり、2018年に製造サービス事業本部に配属になり現在に至ります。
豊富な改善事例のノウハウを生かした提案営業
Q.現在の業務内容について教えてください。
灰田さん:
今の部署では、製造業のクライアントに対して、コンタクトセンターやその周辺のサービスの提案を行っています。
クライアントには日本の製造業TOP5に入る企業も含まれています。
主に業務改善やコスト削減、DX戦略などを目的として、コンタクトセンターの導入をご提案し、クライアントの業務効率化に貢献しています。
クライアントはものづくりのプロであっても、コンタクトセンターの運営に長けているわけではありません。そのため、ノウハウを持っている当社が現地調査にてヒアリングを行い、アウトソーシングによるコスト削減、将来的な売上拡大のご提案を行います。時には、クライアントの社内申請用の資料を一緒に作成することもあります。
長く同じ業務に携わると、現状が当たり前になり、新しい取り組みで無駄を削減しようとしても簡単には改善できません。自社内で業務改善の提案をしようとしても難しい場合もありますよね。私たちのような第三者による視点があることで、正しく分析ができ、改善に繋げることができるのです。
クライアントの担当者には、設計部門から管理部門に異動しており、管理に対しては経験や知識が浅い方がいますので、私たちのサポートが役立つことが多いです。
SCSKサービスウェアには、クライアント企業が数百社ありますし、これまで蓄積してきたノウハウを活用して、できる限りのサポートをさせていただいています。
コンタクトセンターという存在は、必ずしも売上に直結する部署ではありません。
中には修理の受付などで売上が立つこともありますが、何かの相談を受けるだけでは売上には直結しません。
売上に繋がらないことに企業は投資しないので、バブル崩壊以降は大手企業であっても積極的な投資が止まっている状況でした。
ですが、顧客満足の向上が売上アップに繋がれば、コストを掛けてでも取り組む価値があります。そこで、数多くの経験や実績を活かしてご提案をさせていただいています。
前向きに変化を受け入れて、できることが一気に増えた
Q. 仕事のやりがいについて教えてください。
灰田さん:
入社時は約3年の期間で10回ほどプロジェクトを異動した経験があります。短期のものから繁忙期のプロジェクトまで、様々な経験を積むことができました。
周囲にここまで短期間で異動している人は少なかったので、最初のうちは「何で自分が選ばれたんだろう?」と思っていたんです。
ただ、自分で言うのも恥ずかしいですが、求められたことには素直に動けるタイプなので(笑)、自分の力を必要としてくれたことにすごく充実感を覚えました。
短期間にいろいろな仕事を経験したことで、広く浅くかもしれないですが、他の人が数年かかって身につけるスキルを短い期間で経験することができ、大きく成長できたと実感しています。
もし一つのことをずっと続けていたら、ここまでの成長は実感できなかったのではないかなと思います。
前向きに変化を受け入れることによって成長し、自分のできることが一気に増えた、というところに大きなやりがいを感じています。
一方で、営業面でのやりがいは、クライアントの要望に応じてカスタマイズした提案ができることです。
クライアントの課題は多種多様なため、時には既存の型に当てはまらないこともあります。
初めに提案した内容に対して気になる点や変えてほしい点などをヒアリングし、その要望を汲み取った内容を反映したプランを次に提示する…という流れで、少しずつ求める形に近づけます。
クライアントとしても、新しいことを始めるには不安があると思います。そこで、リスクを回避するプランを入れることで、安心して契約していただけるような工夫をしています。
課題改善に向けて誠心誠意を向き合って提案したプランを認めてくれたことや、それらが成果へとつながったこと、営業ではそういったところにやりがいを感じています。
コンタクトセンターという名称は同じでも、企業によって中身はそれぞれ別物です。
一律で固定のサービスでは対応し切れないこともあるので、プランをフレキシブルに変えられるのは当社の大きな特徴でもあります。
クライアント自身の要望がはっきりと確立されていないこともありますが、コミュニケーションを取ることで曖昧な部分が少しずつ明確になっていきます。
迷いがあるクライアントには、複数のプランを提示して選択していただき、案件の方向性を示しやすいよう心がけています。
私の場合、責任者としてコンタクトセンターの運営に携わっていた経験があり、当時もクライアントから直接ご要望をいただいていて、よく提案を行っていました。
そうしたノウハウがあるからこそ、お客様の意図を汲み取ることもできるのではないかなと思います。
コンタクトセンターでリーダー職を経験したことが今も活かされていますね。
現場と営業の距離が近くてコミュニケーションが取りやすい環境
Q.部署の構成や雰囲気について教えてください。
灰田さん:
営業は部長含めて7名いて、そのうちコンタクトセンター経験者は3、4名です。
中途入社の方が多く、入社して10〜20年近くのベテランもいれば、入社3年目の人もいます。平均年齢は40歳ぐらいですね。
部署の方針としては、コンタクトセンターの経験は必須ではありません。
場合によっては、コンタクトセンターを経験しているが故に、クライアントの気持ちからズレた提案になってしまった…ということもあるんです。現場のことをよく知っているからこそ、つい保険をかけたプランを作ってしまうんですよね。
現場を思う気持ちを大切にしつつも、配慮しすぎることでバランス感覚を失わないよう、私自身も気をつけています。
逆にコンタクトセンターの現場を知らない場合は、提案内容がお客様に最大限寄り添ったものになるので受注に繋がりやすいというメリットがあります。
当社は現場と営業の距離が近く、コミュニケーションが取れているので、すごく仕事が進めやすいと感じています。
可能性に賭けてくれる環境に感謝
Q. これまでの経験で大変だったと感じたことはありますか?
灰田さん:
私はネガティブな発言はしないようにしているんです(笑)。入社した当時は、PCの電源ボタンがどこにあるかわからないぐらいの知識レベルでした。今振り返ると、よく採用してもらえたなって思います(笑)。
私自身は大変だとは感じていなかったですが、周りの方は教えるのが大変だったかもしれません。
営業についても、未経験からのチャレンジです。そのため、「できる」「できない」ではなく、できるんじゃないかという可能性に賭けてくれたのは、すごくありがたいと思っています。
だからこそ、期待に応えたくてより一層頑張ろうって気持ちになりますね。
仕事を向き・不向きで選ぶと、自分の可能性を狭めてしまう
Q. この仕事に向いている人はどんな人だと思いますか?
灰田さん:
仕事を向き・不向きで選ぶことは、自分の可能性を狭めてしまうと考えています。選べる人は、一部の才能のある人間、例えばアスリートぐらいではないでしょうか(笑)。
任された仕事に対して、自分の役割やミッションを達成させるための努力をするかしないかだと思っています。
コミュニケーションが苦手な場合は自分自身で改善しないといけないし、足りないスキルがあれば、その部分を身に着けないといけない。そういったことを一つ一つやっていくだけなんです。
向いてないと思った仕事でも、実際やってみたら面白かったり、社会人として足りてないなという気づきを得られたりするんですよね。
逆に、自分が向いていると自覚しているところは、安全地帯なのであまり可能性が広がらないのではないかと考えています。
長年勤めていると、新しく入社したメンバーの教育を担当することもあります。よくできる人は、自然と学んで成長していきます。だから、もとから優秀な人を育てるのはあまり面白みを感じないんですよ(笑)。
自分の想像力をフル回転させ、なぜこの人には理解できないのかを相手の立場に立って考えます。できないと思っている人にこそ自信を与え、一緒に成功体験を繰り返していくことは、とてもやりがいがあります。
仕事を教えるというよりも「その部分はこうだよ」って伝える感じで、基本的には一緒に学んでるスタンスです。
人と人とのつながりを大切にしたい
Q. 長い勤続年数の中で、転職などを考えられたことはありましたか。
灰田さん:
SCSKサービスウェアに長く勤めてきたので、転職を考えたこともあります。
正直にお話すると、今の仕事も選択肢の中のひとつで、すごく悩んで選んだというわけではないんです。
そもそも自分がやってみたいことや興味がある仕事と、やりがいある仕事というのは、イコールではないと思っています。
その中でこの仕事を続けている一番の理由は、人と人とのつながりが強いことかもしれません。
転職によって関係が切れてしまうことに対し、私自身が想像できないんですよね。
営業を続けていると、接するクライアントの数が増えていくので「せっかくこの人たちから信用してもらって仕事をいただいたのだから」と思うと手放せなかったです。
SCSKサービスウェアは、本当に多種多様な人材を採用するな、個性的なメンバーばかりだな、と思いながら日々仕事をしています。
コンタクトセンターの現場では、100人以上のメンバーがいて、みんなの頑張りを見てきているので、一緒に目標を達成していく楽しさがありました。
現在の営業の部署では、コンタクトセンターよりメンバーの数は少なくても、なかなか良いキャラクターが揃ってます(笑)。
仕事の報告での会話やわからないことがあった時の相談など、上司や部下とのコミュニケーションがなかなか楽しいんですよ。
自分にはない考えや個性を持っている人たちとのやり取りから、新たな発見が生まれて自分の成長になりますね。
いろんなメンバーやお客様がいるからこそ、さまざまな提案ができています。
営業職でも5、6年連続で有休取得率100%
Q. SCSKサービスウェアの良いところや魅力について教えてください。
灰田さん:
SCSKサービスウェアは、有休がしっかり取れて残業も少ないことが魅力のひとつです。
営業って大変なイメージを持たれるかもしれませんが、私自身は年間20日ある有休を5、6年連続で100%取得していて、残業時間も年間100時間以下です。
残業で帰りが遅くなった場合も、フレックスを利用して勤務時間を調整することができるので、福利厚生はすごく良いと実感しています。周りの社員も同じような働き方をしているので、ワークライフバランスを重視する方にもおすすめです。
お客様の笑顔が見られるよう、信用と実績をさらに積み上げていきたい
Q. 今後の目標や意気込みをお願いします。
灰田さん:
SCSKサービスウェア入社時に、「礼儀」「礼節」「感謝」の3つを常に大切にしようと決めました。現在もお客様や周りのスタッフはもちろん、自分の行動に対しても心がけています。
多くのクライアントに満足いただけるよう、今後も新しい情報を収集して提案していきたいです。
そして、「SCSKサービスウェアに依頼して良かった!」とお客様の笑顔が見られるよう、さらに信用と実績を積み上げたいですね。
人との出会いが自分の財産です。その財産が光り輝いていると楽しい人生になっていくと思うので、そこを目指して頑張っていきます!
人材が持つ未知なる可能性に賭ける、SCSKサービスウェア
今回は、SCSKサービスウェア豊洲本社の灰田さんにインタビューを行いました。
複数のプロジェクトでのリーダー経験を経て、現在は製造業のクライアントに対する営業として活躍する灰田さん。
培ってきたコミュニケーション能力で要望を汲み取り、事業に寄り添った提案を行っています。
いつも明るくポジティブに人と人とのつながりを大切にしながら、業務に取り組んでいる様子が印象的でした。
SCSKサービスウェアでは、未経験からさまざまな仕事に挑戦できる環境が整っています。
新しい分野に挑戦してみたい方や多様な環境で働きたい方、SCSKサービスウェアに興味のある方は参考にしてみてくださいね。