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未来のキャリアを描きながら成長できる会社|SVとして周りへの感謝を忘れずに

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今回は、多摩センターの柏原研伸さんにインタビューしました。
新卒で入社された柏原さんですが、ある理由で同期よりも少し遅れて入社することに。その経験があったからこそ再確認できた会社の温かさや、周りへの感謝の気持ちを糧に日々業務にあたっています。
現在の業務内容や入社理由、スキルアップや資格取得、今後の目標など幅広く伺いました。

【プロフィール】
■柏原 研伸
多摩センター/2018年10月新卒入社
オペレーション業務やサブスーパーバイザーを経て、現在はネット銀行のローン回収業務のプロジェクトでスーパーバイザーを勤める。

人の役に立てる仕事を求めて応募

Q.SCSKサービスウェアに入社したきっかけを教えてください。
柏原さん:
もともと、親会社であるSCSK株式会社は知っていたのですが、就活の際にSCSKサービスウェアとBPOビジネスモデルについても知りました。
会社説明会では、クライアントをサポートする点が特に印象に残りました。BPOというビジネスモデルでは、業務を外部企業へ委託します。その根幹となる部分が「人」なんですよね。
自分には誰かをサポートする仕事が性格に合っている、人の役に立てる仕事がしたいと考えていたので、事業内容が一致していると感じて応募しました。

Q.2018年10月入社となった背景を教えてください。
柏原さん:
実は、1科目合格点が足らず、大学の単位を落としたのが理由で、入社の時期が同期と比べて半年遅くなってしまったんです。
会社をはじめ、多くの方に迷惑をかけてしまいました。周りの方々が支えてくれたお陰で入社することができたので、本当に感謝しています。
単位をとるまで入社を待ってもらったのですが、家族や友人に「そんな対応をしてくれる会社、聞いたことないよ。いい会社だね」と言われました。
なので「半年遅れでも、こいつを採用して良かったな」と思ってもらえるように、仕事でしっかりと恩返しをしていきたいです。

経験したことが仕事にも活きている

Q.入社後の配属について教えてください。
柏原さん:
入社後、まずは10名程度のプロジェクトで、電話対応のオペレーターとして配属されました。その後サブスーパーバイザーを2年ほど経験しました。
サブスーパーバイザーは管理者とメンバーの中間にあたるポジションで、オペレーター業務と並行して管理者をサポートします。
プロジェクトに課題があると、メンバーからサブスーパーバイザーの私のところに相談が来て、解決できなければスーパーバイザーに上げる…という立ち位置でした。

Q.現在の仕事内容を教えてください。
柏原さん:
現在、金融系のプロジェクトに携わっています。メンバーはだいたい13~14名くらいの規模で、僕はスーパーバイザーの役割です。
“代位弁済”といって、車のローンなどの返済が滞ってしまった方の債権を担保してくれる保証会社があります。当プロジェクトでは、司法書士や代理人から届く書類を確認し、債権を移管するための手続きなどを行っています。

失敗を経験したからこそ成長できた

Q.入社後、大変だったことや苦労したことがあれば教えてください。
柏原さん:
配属されて半年後にサブスーパーバイザーになった頃、メンバーが円滑に業務を行えるように業務改善を行いました。
最初は「こうしたほうが効率が良いよね」とか「こういうやり方だとスムーズにできるよね」と思ったら、そのまますぐに実行していました。ですが、今までのやり方から突然業務フローを変えたことで、ギャップが生まれてメンバーを戸惑わせてしまったんです。
自分ではこのほうがいいと思っても、一方的に押し付けてはメンバーに自分の意図が伝わらない。結果として、再度見直す必要が出てきてしまうということを学びました。
客観的な視点で物事を進めていかないと成果は出せないと気づくことができ、それ以降は極力メンバーの目線で考えるようになりました。少しずつ改善を重ねて、最終的に自分のイメージのフローに近づけていくように気を付けています。
そこに気づいてやり方を変えていくまでがとても苦労しましたね。 
メンバーの中には年上の方もいるので、お願いする時の言葉遣いなど失礼のないよう、敬意をもって接するようにしています。

Q.金融系のプロジェクトでは、専門知識も必要なのでしょうか?
柏原さん:
そうですね。大学では機械工学を学んでいたので、金融の知識が全くなく、業務の内容を理解することにも苦労しました。
知識を身につけるために、二種外務員という資格を取得しました。社内でも証券外務員の資格取得を後押しする動きがあるので、私以外にも資格を取った方がいます。
金融知識ゼロからの資格取得は大変でしたが、資格をとったことで自信になりました。
今後も自分にできることを1つずつクリアしていきたいですね。

メンバーからの言葉が嬉しい

Q.やりがいを感じている点を教えてください。
柏原さん:
スーパーバイザーのミッションは、メンバーの業務が円滑に行えるようにすることです。
メンバーに「やりやすかった」「分かりやすかった」と生のリアクションや喜びの声をもらえると、やって良かったなと喜びや達成感があります。
メンバーから「柏原さん、ちゃんと休めていますか?」などと気遣ってもらうこともあります。ありがたいと思う反面、忙しそうだとか疲れているように見えるのかな?相談しづらい空気を作ってしまっていないかな?と反省することも…。
余裕がないとメンバーからの意見も聞くことができなくなってしまうので、もっとゆとりをもって仕事をしないといけないなと思います。

以前に課長から、「管理者は普段から時間の余裕をもって、何かあったときにいつでも対応できる体制を整えておくんだよ」と言われたことがあります。たしかにその課長は、暇そう…ではないですが余裕があるように見えました(笑)。
メンバーとのコミュニケーションをとる時間を作るためにも、今は日々業務改善をしています。

手厚い研修制度で不安なく働けた

Q.研修でどのようなことを学んだか教えてください。
柏原さん:
入社直後の研修は5日間ありました。僕は同期より半年遅れての入社なので…同期のみんなが研修を受けている様子を撮影した動画を見ました。
その後2日間、外部の新入社員研修でビジネスマナー等を教わりました。名刺の渡し方や、電話を受けてつなぐときのメモの書き方など、本当に基本的な部分から学べました。
多摩センターへ配属された後も、個別にOJTについてもらって、業務の進め方や考え方を教わりました。
配属前も後もしっかりとした研修を受けさせてもらったおかげで、不安なく業務にあたることができましたね。

いつも誰かが気にかけてくれる温かい職場

Q.SCSKサービスウェアの魅力・良いところはどんなところですか?
柏原さん:
一番は、人が魅力的というところ。入社して感じるのは、優しい方や面倒を見てくださる方が多いということです。
同じ職場にいる方はもちろん、異動などで会う機会が少なくなっても、顔を合わせる際には「最近頑張ってるらしいじゃん」などと声をかけてもらうことがよくあるんです。
特に僕は入社時期が遅れたことで部長や課長からも気にかけてもらっていて、そういった意味で人に恵まれた会社だなと思います。
IT企業には堅いイメージがあったのですが、実際は会社全体の雰囲気が和気あいあいとしています。風通しの良い環境で仕事を進めていった方が、円滑に効率よく業務が進むと知り、良い意味で入社前後のギャップを感じました。
和気あいあいと言っても馴れ合いではなく、意見を言いやすい、相談しやすい空気があることが良いところですね。

スキルを身につけてキャリアアップを目指す

Q.今後の目標や意気込みをお願いします。
柏原さん:
50人規模のプロジェクトの管理者をやってみたいです。
今は15人ほどなので、業務改善を行う場合でも一人ひとりに対して自分からフォローすることも可能ですが、人数が増えると今のやり方では通用しない部分も出てきます。
50人規模だとスーパーバイザーの下にリーダーが数名いるので、変更があればその背景や内容をしっかりとリーダーに説明して、さらに下のメンバーに落とし込んでもらわなければなりません。
自分の思いが業務に反映されるよう、伝え方やコミュニケーションを工夫して、信頼関係を築いていく必要があるので、そうした経験を積みたいです。
その先、ゆくゆくはマネージャーを目指していきたいです。まずは今の現場のプロジェクトでまだまだやるべきことがあるので、日々の業務に尽力していきたいですね。
そのためにも、解決すべき課題について、最善の方法に最速でたどり着けるスキルやノウハウを蓄積していきたいです。

感謝を言葉にしてみてほしい

Q.学生さんやこれから入社される方へのメッセージをお願いします。
柏原さん:
家族やお世話になった方へ、感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
身近な方に感謝を伝えるのは照れくさいですが、想いを伝えてどれだけ相手に響くか、感情が動くかを実際に感じることで、コミュニケーションの幅が広がるのではないでしょうか。
人に動いてもらうには、感情的な部分と理論的な部分、両方一致することが大切です。
日々の業務でも、理論的に「これが正しい」「こうしたほうがいい」と伝えるばかりではなく、イメージや描いている結果、過去の実績を合わせて説明すると伝わりやすくなりますよね。
僕は、大学が卒業できない、入社できないとわかったとき、本当に周りの支えがないと何もできないなと痛感しました。あのとき諦めずに僕を迎え入れてくれた皆さんに感謝して、恩返ししていきたいです。

キャリアプランを描ける会社

今回は、多摩センターの柏原さんに話を伺いました。
入社が同期よりも遅れてしまうという苦い経験を感謝の気持ちに変え、日々の業務に邁進されています。目の前にある課題の解決だけでなく、先を見据えたキャリアプランを描きながら働けるSCSKサービスウェアの魅力が伝わってきました。
また、SCSKサービスウェアでは手厚い研修制度が整っており、不安なく社会人生活をスタートすることができますよ。ぜひ参考にしてみてください。
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