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社員の"取り組み"に陽を当てる『SCSK ServiceWare Award』

『SCSK ServiceWare Award』とは

「SCSK ServiceWare Award」は、事業・営業・間接部門問わずSCSKサービスウェアで働く全社員が参加できる社内表彰行事です。

各分野で活躍する拠点・プロジェクト・社員の"取り組み"に陽を当てるとともに、日々の業務で行われている創意工夫や改善を全社の強みとして共有することを目的に、2013年より毎年開催されています。

これまでの歩み

企画を開始した当初は、「本業が忙しくて、参加する時間がないよ」「規模の大きい部門には到底かなわないよ」といった声が聞かれたものの、各部門・チーム内の身近な取り組みが社内で脚光を浴びるようになると、「自分たちも参加してみよう!」とエントリーは年々増えるようになりました。

昨年はリモートワークを行う部門も多かったにもかかわらず、52件ものエントリーがあり、これまでのエントリー総数は374件にまでなりました。

審査はまずエントリーチームの互選で行われますので、エントリーチームには業務を知らない人にもわかりやすい資料作成スキルが求められますし、選ばれる作品は他部門でも活用できる汎用的な内容である傾向にあります。この中から一部をご紹介します。

2020年度 オペレーション部門 Gold Award受賞 VIMでコンタクトセンターを科学する

新宿センター

概要

「新人だから覚えるのに時間がかかるよね」「お客様に共感しましょうと指導してもなかなか伝わらないなぁ」 これらは、実際に私たちのプロジェクトであった悩みでしたが、VIM(Vsualized Improvement Method:可視化された改善手法)で解決することができました。

VIM とは、「Behavior」の考え方をベースに作られた当社独自のメンバー育成メソッド(改善メソドロジー)で、どんな業務でも指標を設定し、これに合わせてメンバーひとりひとりを公平に評価することができるようになります。 

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審査員の声

  • いかに定性的に管理していくのかが明示されており、参考になるものでした。是非一度試してみたい!
  • 再現性が高い、全社への展開が期待される!

受賞チームの声

「誰にでもわかる」「どのプロジェクトでも通用する」を意識して作成しました。今回受賞できて非常にうれしかったです。

2019年度 オペレーション部門 Gold Award受賞 ヘルスキーパー制度の導入~「夢ある未来を、共に創る」の体現~

沖縄センター

 

概要

ヘルスキーパー制度についての新聞記事を目にしたことがきっかけで、当社でも導入できればメリットがたくさんあるのではないかと考えました。

とはいえ当社には前例がなく、トライアルの実施による気づきや改善点は山積していましたが、これを一つ一つ工夫して解消していきました。

その結果、ES(従業員満足度)調査で「職場環境が改善した」と回答した社員は前回より23.8%も増えたのです。

そして何より、この活動を通して、ヘルスキーパーである前に同じ社員である仲間と共に考え、実行し、一緒に成長できたことが一番の成果だと感じています。

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審査員の声

  • ヘルスキーパーさんが母校での講話されている姿に感動しました。皆さんもご苦労あったはずですが、とても良い取り組みだと思いました。
  • 障がい者雇用だけでなく、退職抑制や働き甲斐につながる取り組みであることが素晴らしい!

 

受賞チームの声

当社では前例のないヘルスキーパー制度で、試行錯誤しながら、ここまで形にできたのは、沖縄センターの社員をはじめ、盲学校、支援センターの方等、社内外の方々のご協力のお陰であると実感します。

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2018年度 プロモーション部門 Gold受賞
[ZITAK(ザイタック)実家でCommitする] SCSK物語 ~Save(助ける) Care(介護) Saigai(災害) Kids(子育て)~

福井センター

2018年2月、福井県は36年ぶりの豪雪に見舞われました。公共交通機関は止まり、車も立ち往生で動けず・・・出勤率が6割まで低下して業務に支障が出たことから、テレワーク(在宅勤務)の導入を検討することになりました。新たな文書類の作成、セキュリティ対策といった準備から、クライアント様の承認をいただいて導入に至るまで、大変苦労しましたが、災害発生時にも安定して人材を確保し、変わらぬ品質でサービス提供ができるようになっただけでなく、「採用力の強化」「離職防止」「ワークライフバランスの充実」にもつながりました。

新型コロナウイルス感染症が拡大しても、スムーズに在宅勤務ができたのは、この経験が活かせたからだと自負しています。

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審査員の声

  • 在宅勤務の社内第一号モデル。一からクライアントと各関係部署と調整しながら実現に向けて活動できたことがすばらしい。
  • 従業員の視点で自ら解決策を考え実行したことに感心しました。

 

受賞チームの声

未解決の課題には引き続き対処して、テレワークの拡大を図ることが次の目標です。

現場のノウハウを全社の宝に

「SCSK ServiceWare Award」は、エントリー資料の作成をとおして自分たちの取り組みを振り返り、チームのコミュニケーションを深めるきっかけになっているほか、様々なアイデアや取り組みが各部門の中だけで終わることなく、多くの人の目に留まり広がっていく機会として、すっかり定着してきました。

過去のエントリー作品は社内のポータルサイトで誰でも参照することができますから、最近ではそれらからヒントを得てノウハウをさらに進化・発展させたものや、より汎用化させたものも見られるようになりました。また、互いに称え合うことで拠点間、部門間といった横のつながりが自然と生まれ、日頃の業務に対するモチベーションを後押しする良い流れにもなっています。

各現場での業務やオペレーションを全社の宝に!そのノウハウが会社を強くすることを実感しながら、今後も「SCSK ServiceWare Award」を当社の伝統にしていきたいと思います。